グレゴリ・ベートソン

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精神の生態学

グレゴリ・ベートソン

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784783511755
ISBN 10 : 4783511756
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文化とは?性格とは?病気とは?情報とは?進化とは?意識とは?文明とは?環境とは?芸術とは?神聖とは?物象科学の思考を捨て、関係性を問いつめ、マインドの科学を築いていった巨人ベイトソンの全軌跡。

目次 : 第1篇 メタローグ(確率論の基礎講義―物はなぜゴチャマゼになるのか/ メタメッセージとは何か―フランス人の手ぶり ほか)/ 第2篇 文化と型式(関係の力学から文化の総体を見る―文化接触と分裂生成/ 科学とアナロジー思考―民族の観察から私が進めた思考実験 ほか)/ 第3篇 関係と病理(性格を形成する学習とは―社会計画と第二次学習/ 「うそ」と「ふり」のパラドックス―遊びと空想の理論 ほか)/ 第4篇 情報と進化(進化論の考え方についての提言―生物学者と州教育委の頭のからっぽさについて/ ラマルクとダーウィンの対立を止揚する―進化における体細胞的変化の役割 ほか)/ 第5篇 生命と認識(「意味」とは何か―サイバネティックスの説明法/ コミュニケーションの発生と進化―冗長性とコード化 ほか)/ 第6篇 文明と健康(今世紀に起こったもっとも重要な二つの事件―ヴェルサイユからサイバネティックスへ/ 「パワー」と「コントロール」の神話を撃つ―エピステモロジーの正気と狂気 ほか)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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彼の集大成的な書籍である。その中で統合失...

投稿日:2017/01/11 (水)

彼の集大成的な書籍である。その中で統合失調症に関するダブルバインド理論の項について述べると 1、グレゴリーベイトソンのコミュニケーション理論のベースとして学習理論があり、様々な信号や隠喩を含めたコミュニケーションの構築に向けて、スムースな学習習得ができずに歪曲された方法か抑圧された形としての象徴的な事例としてダブルバインド状態となった統合失調症が解説されている。 2、特に家族システムの中での1人の犠牲者としての統合失調症の発症を説明しているが、これは統合失調症の発症の有無に関わらず、人として人とのコミュニケーションの上で日常的に行われていることでもあり、正常なコミュニケーション力のためには、正常な親子関係と親子関係上での正常なシグナルを活用した会話の習得が大切であることが再確認できる。 3、また、コミュニケーションのベースとなる学習面では、学習→習慣となる短絡的な経済性からの無意識に埋没するところの全体の真実を見ることができなくなる危険性の指摘に耳を傾け、十分に意識しないと真実を見ることができなくなることを教えられた思いがしました。

brian さん | 滋賀県 | 不明

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