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その日の後刻に 文春文庫

グレイス・ペイリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167915018
ISBN 10 : 4167915014
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

村上春樹訳でおくる、カリスマ女性作家の最終作

生涯に三冊の作品集を残したグレイス・ペイリーの村上春樹訳が完結。十七の短篇とエッセイ、ロングインタビュー、訳者あとがき。

【著者紹介】
グレイス ペイリー : 1922〜2007。1922年ニューヨーク生まれ。ロシアからのユダヤ系移民の家庭に育つ。詩人として創作活動を始め、59年に短篇集「人生のちょっとした煩い」を発表、74年「最後の瞬間のすごく大きな変化」、85年「その日の後刻に」の3冊により作家としての名声を確立、アメリカ文学シーンのカリスマ的存在となった。2007年8月、84歳で永眠

村上春樹 : 昭和24(1949)年京都市生まれ。作家。訳書に「レイモンド・カーヴァー全集」、スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」(ともに中央公論新社)、J・D・サリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(白水社)、トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」(新潮文庫)、「誕生日の子どもたち」、ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」(ともに文春文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 北風

    一人称の語りが、状況を把握することができなくて戸惑い仕切り。んー、理解し難かった。

  • まさ☆( ^ω^ )♬

    「人生のちょっとした煩い」「最後の瞬間のすごく大きな変化」を読んで、ちょっと難解だなあと思い間が空いてしまいましたが、第三の短編集である本作をようやく読む事が出来ました。意識してゆっくり噛み締めながら読みましたが、やはり分からない所が多々ありましたね。でも、前2作の時よりは読めた気がします。面白いって思えました。巻末のインタビューがまた良いです。このインタビューを先に読めば良かったかも。また、全3巻を再読したいと思いました。

  • 氷柱

    1076作目。5月6日から。風変りな作品群。どこがどう風変りなのかをしっかり汲み取らないと物語を楽しむことができない。ズレを味わうタイプの作品なのだろう。独特なリズムで進んで行く短編集だ。

  • バナナフィッシュ。

    好きな著書の最後の著書。生涯で3冊しか書き記さなかったこともあり、どれもマスターピースである。そして3冊目。どれどれ。ペイリーの造る世界は何処とも似ずにいい意味でぶきっちょなのだが(ぶっきらぼう)、この作品にもそれは当てはまる。教育のある中産階級的やっかみおばさんと通行人のやりとりが正にそれ。いい味を出す、干物みたいな読了感。

  • sashawakakasu

    旅のお供に読んだ。難しい短編たち。

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