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国境の向こう側 グレアム・グリーン・セレクション ハヤカワ文庫

グレアム・グリーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151200755
ISBN 10 : 4151200754
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈グレアム・グリーン・セレクション〉全て新訳の巨匠グリーンの傑作短篇集。本邦初訳となる未完長篇の冒頭を含む16篇を収録

【著者紹介】
グレアム・グリーン : イギリスを代表する作家であるとともに、20世紀のもっとも偉大な作家のひとり。1904年10月2日、ロンドン北西のバーカムステッド生まれ。オックスフォード大学卒業後、1926年から『ザ・タイムズ』に勤務。1929年に『内なる私』で文学界に登場した後、『ザ・タイムズ』を退社して作家活動に入る。第二次大戦中は情報活動に従事していた。『ブライトン・ロック』(1938)と『権力と栄光』(1940)で作家としての地位を確立し、『事件の核心』(1948)、『情事の終り』(1951)で世界的な名声を得た。1991年4月3日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    人と交わらず孤独に暮らしていた老人はクリスマスに呼び出される。彼を呼んだのは将軍だ。さて老人の正体は?そして将軍の目的は?老人の正体自体は作品の途中で第三者の会話という形で表わされるが、当人が自分の身の上とその身に起こったことはクライマックスでしかわからない。敬虔なカソリック教徒であるグリーンがこういう作品を書くということは、キリスト教に失望しているということなのか、それともやはり宗教の強さを訴えたかったのか。「最後の言葉The Last Word」はそんな話だ。

  • ユーカ

    ひどく心が揺さぶられるということはなくても、ぎゅっと濃度が上がる感じだとか、たたみかけてくる感じで満足。表題作をはじめ、失った記憶、過去の愛、領土の先、新世界…などなど、「向こう側」に行った人々の短編が並ぶ。ほのかなSFの薫りもアリ。複数の翻訳者がそれぞれの短編を訳していて、本編の手前に翻訳者の解説が付いているのが楽しい。それを手がかりに、自力で飛び込むよりも一段深いところで作品を味わうことができた。

  • 金吾

    グリーンの短編集です。おもしろいと思うものもありますが、よくわからなかったものもあります。しかし全体的に落ち着いた雰囲気で読める本でした。「最後の言葉」「森で見つけたもの」が良かったです。

  • けいちゃっぷ

    不条理なものやミステリやSFもあって楽しめたが、根底にはカソリック信仰や戦争の(戦争に関わった状況?)の影響が色濃く表れている気がした。 一つ一つは「ニヤリ」とするものも多くて飽きさせないけど、続けて読むと前に読んだ作品の印象が希薄になってしまった。 その中でも「森で見つけたもの」がいいですね。 これはホラーかSFか、それとも・・・。 422ページ

  • mejiro

    「最後の言葉」「真実の瞬間」「宝くじ」「見知らぬ地の夢」「国境の向こう側」が特におもしろかった。苦い、やるせない心情を描く筆致が際立っている。「森で見つけたもの」は一味違う意外性があっておもしろかった。「国境の向こう側」結末まで読んでみたかった。

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