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決定の本質キューバ・ミサイル危機の分析 第2版 2 日経bpクラシックス

グレアム・アリソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822251291
ISBN 10 : 4822251292
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

政治指導者ケネディとフルシチョフは何をもとに判断し、どう決断したのか?「合理的アクター」「組織行動」「政府内政治」の3モデルによる分析が導いた結論とは?

目次 : 第4章 キューバ・ミサイル危機―第二モデルによる分析(キューバにおけるソ連ミサイル配備/ アメリカのキューバ封鎖/ ソ連ミサイルのキューバ撤去)/ 第5章 第三モデル―政府内政治(政府内政治の解説/ 集団過程が選択と行動に及ぼす影響/ 政府内政治のパラダイム)/ 第6章 キューバ・ミサイル危機―第三モデルによる分析(アメリカによる海上封鎖/ ソ連によるキューバからのミサイル撤去)/ 第7章 結論(要約―解釈の相違/ 要約―答えが異なるのか、問いが異なるのか/ 今後の展開)

【著者紹介】
グレアム・アリソン : 1940〜。ハーバード大学ケネディ行政大学院教授。政治学者。専門は政策決定論、核戦略論。ハーバード大学卒業後、オックスフォード大学で修士号、ハーバード大学で博士号取得。1972年から現職。クリントン政権時代に国防総省スタッフとしてウクライナ、ベラルーシなどの核兵器廃棄政策に関与

フィリップ・ゼリコウ : 1954〜。バージニア大学教授。歴史学者。1989年から91年、ブッシュ・シニア政権の国家安全保障会議(NSC)で、スコウクロフト大統領補佐官(国家安全保障担当)のスタッフとして働く。NSCを経てハーバード大学で教鞭を執り、1998年から現職

漆嶋稔 : 翻訳者。1956年宮崎県生まれ。神戸大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masabi

    【要旨】二巻目。組織行動モデルと政府内政治モデルの解説。【感想】取り上げた3つのモデルを相互補完的に使うことで分析を精緻化することができるという結論に落ち着く。各モデルの使用と欠点と自覚しておかないと思わぬ結果を引き起こすことは心に留めておきたい。解説にあるようにキューバ危機の主役はケネディであり、別人であったら核戦争もあり得たかもしれないということで大国のトップに立つ人物は重責を負うのだな。

  • ぽん教授(非実在系)

    第二・第三モデルを扱うこの巻の方が躍動的で面白い。本書の最後に、想定していた仮想敵たる先行研究をウォルツの『国際政治の理論』としていたことを書いているところまで読むと、「なるほど、だからこんなにも議論の仕込みが丁寧なのね」とある種の感動まで覚える。

  • 人生ゴルディアス

    1・合理的アクター、2・組織的行動、3・政府内政治、という三種類のレンズでキューバ危機を読み解こうという本書。教科書になるくらいだから説明が長ったらしくて、だるい・・・。それに終わってみれば、まあそらそうだよな! という感じ。本書でも述べられているが、常識に基づいて個別具体的に分析(ケネディはこういう性格で当時関わった組織はこんな風土で、長官はこんなで・・・云々)は情報コストが高すぎるし、定性的な解釈が難しいから、まずは1からやって、1で無理だとわかったから2に降りてきて・・・という話。尚、帯は煽りすぎ

  • あまたあるほし

    ソ連の兵隊、偽装が下手すぎ。

  • Fumi Kawahara

    NATOを日米安保に、西ベルリンをソウルに置き換えつつ、「米国さんにとっての”同盟”の価値」を推し量りつつ、オリンピックde融和♪という願望に沸く隣国のニュースを、思わず真顔で見る。すでにコトは朝鮮半島の南北問題ではなく、米国の安全保障問題になっていることを、信じがたいことにここまできてもまだ理解していないように見えるんですよね。まかり間違って南北融和後に統一して南北問題が解消したとしても、米国に届くかもしれない核は依然として半島に残るわけで、君達、米国を敵に回す覚悟はいいか?ってゆー・・・

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