Books

人類の祖先に会いに行く 15人のヒトが伝える進化の物語

グイド・バルブイアーニ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309229379
ISBN 10 : 4309229379
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちはどこから来たのか、私たちは何者か―。はるか昔の祖先に尋ねてみよう。「ルーシー」「トゥルカナ・ボーイ」「ミトコンドリア・イヴ」「アイスマン」…絶滅種からホモ・サピエンスまで、人類の進化史に大きな足跡を残した15人。最新の古生物学・遺伝学の成果や精巧な復元像によって、彼らの在りし日の姿が生き生きとよみがえる。たんなる科学的知識の羅列ではなく、祖先ひとりひとりの人生を追体験できるかのような物語を、ヨーロッパ屈指の権威が卓越した筆致で綴る。「人物」に光を当てた、進化人類学の新たなる名著。

目次 : 二本の足で―アウストラロピテクス・アファレンシス(ルーシー 330万年前)/ 二本の手で―ホモ・エルガステル(トゥルカナ・ボーイ 160万年前)/ カフカスの山中で―ホモ・ゲオルギクス(ドマニシ2号 180万年前)/ アジアの南で、火が―ホモ・エレクトゥス(トリニール 50万年前)/ 系図のジャングル―ホモ・ハイデルベルゲンシス(シュタインハイム 35万年前)/ 古代の一類型―ホモ・ネアンデルターレンシス(フェルトホーファー1号 4万年前)/ 鐘乳石のなかの男―ホモ・ネアンデルターレンシス(アルタムーラ 15万年前)/ すべての祖母の祖母―ホモ・サピエンス(ミトコンドリア・イヴ 20万年前)/ 混血―ホモ・サピエンス(ワセ2号 3万7000年前)/ 小さな、小さな―ホモ・フロレシエンシス(フロ 6万年前)/ 芸術、親知らず―ホモ・サピエンス(アブリ・ドゥ・カプ・ブラン 1万5000年前)/ アメリカ大陸―ホモ・サピエンス(ルチア 1万1500年前)/ 肌の黒いヨーロッパ人―ホモ・サピエンス(チェダーマン 1万年前)/ パン、ワイン、乳―ホモ・サピエンス(エッツィ 5200年前)/ 記述し、分類し、理解する―ホモ・サピエンス(チャールズ・ダーウィン 200年前)

【著者紹介】
グイド・バルブイアーニ : イタリアの集団遺伝学者・進化生物学者・小説家。1955年生まれ。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校、パドヴァ大学、ボローニャ大学を経て、現在、フェッラーラ大学教授。イタリア遺伝学会元会長。専門家として優れた業績をあげるかたわらで、一般向けの著述活動にも熱心に取り組んでいる。2007年、著書L’invenzione delle razze(人種の発明)で、文学と科学の世界を結びつける優れた著作に与えられる「メルク・セローノ文学賞」を受賞

栗原俊秀 : 翻訳家。1983年生まれ。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、第2回須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財・文化活動省翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まー

    ホモ・サピエンスの他にも滅んでいった種族が沢山有ったんですね 母親の母親を辿っていく話は面白かったです 本の始めの写真たちがとてもリアルに感じられてまさに祖先を見た気がします

  • カメハメハダイオーイカ

    サピエンスとネアンデルタール人は交雑していた! 近年こんなショッキングな事実もわかってきたらしい。かつて習った理科では、ネアンデルタール人とクロマニヨン人(サピエンス)は異種で生息していた時期も異なっていたとの記憶が覆されてしまった。巻頭に化石に肉付けされたいろんな時代に生きていた原始人のカラー写真がいかにもリアルで本文を読んでいる最中に巻頭写真を繰り返し見てしまった。全15章の最終章が、ホモ・サピエンス(チャールズ・ダーウィン)で締めくくられているのも納得。この本で人類の祖先探訪ツアーに出掛けてみよう。

  • まゆこ

    ★★★☆☆

  • 勝浩1958

    ホモ・サピエンスとネアンデルタール人との交雑があったことに、わずかながらも疑義を呈している。

  • akanishi

    冒頭の15人の写真と図がとてもよく、全体像をつかみながら読むことができた。化石、発掘物、遺伝子に基づいた論理展開もよかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items