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ISBN 10 : 4768459315
Content Description
まぶたに魅了されたカメラマン(「眼瞼下垂」)、夜、むかいの集合住宅に住む元恋人を見つめる女性(「ブラインド越しに」)、植物園に通い、自分はサボテンであり、妻はつる植物だと気づく男性(「盆栽」)、小さな島で“ほんものの孤独”を探す十代の少女(「桟橋の向こう側」)、トイレに残った香りの主を探す若者(「花びら」)、似た者同士の恋人とこじれた関係に陥る女性(「ベゾアール石」)。パリ、東京、メキシコシティ、ヨーロッパの架空都市を舞台に、ひと癖持ち合わせた登場人物たちが大いに躍動する。メキシコの実力派作家グアダルーペ・ネッテルの世界観全開の6篇の珠玉の短編小説集。
目次 : 眼瞼下垂/ ブラインド越しに/ 盆栽/ 桟橋の向こう側/ 花びら/ ベゾアール石
【著者紹介】
グアダルーペ・ネッテル : 1973年メキシコシティ生まれの、現代メキシコを代表する女性作家。2006年に小説『宿主(El hu´esped)』が、スペインのアナグラマ社主催のエラルデ小説賞の最終候補になり、翌2007年にはヘイ・フェスティバルとボゴタ市が選ぶ“ボゴタ39”、39歳以下の期待のラテンアメリカ作家39人に選出される。2013年に『赤い魚の夫婦』でリベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞を、2014年に小説『冬のあとで(Depu´es del invierno)』でエラルデル・ドゥエロ国際短篇小説賞を受賞2017年よりメキシコ国立自治大学発行の「メキシコ大学雑誌(Revista de la universidad de M´exico)の編集長を務める
宇野和美 : 東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務を経てスペイン語翻訳に携わる。東京外国語大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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buchipanda3
読了日:2022/12/28
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読了日:2023/05/17
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