Books

ダーリンはネトウヨ 韓国人留学生の私が日本人とつきあったら

クー・ジャイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750356167
ISBN 10 : 4750356166
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

優しいタッチで日本社会を鋭く描く前代未聞のコミックエッセイ!

目次 : 第1章 出会い(新歓/ 日本語上手ですね ほか)/ 第2章 気づき(海苔を消化できるのは日本人だけ/ 世界一難しい言語 ほか)/ 第3章 見て見ぬふり(大学祭/ 煙幕 ほか)/ 第4章 必然(わだかまり/ 分かれ道 ほか)

【著者紹介】
金みんじょん : 韓国語を教えたり、ラジオに出たり、雑誌に記事を書いたり、翻訳をしたりしている何でも屋。KBS東京通信員。慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学

MomentJoon : 移民者ラッパーとして、唯一無二の目線を音楽で表現する。執筆業では「文藝」秋季号で4万字にわたる自伝的ロングエッセイ「三代」を執筆後、岩波文庫のWeb連載にて日本移民日記を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • M

    個人的感想だが、“日本に慣れていないこの韓国人留学生の女は自分より劣性”とみなした男(いっしー)に、真面目で向学心のある優秀な女性(ウ•ユンスルさん)が弱点に付け入られてコントロールされて萎縮させられてしまうつまんない(男に関わってしまった)話。いっしーみたいな知的レベルが低く向上心もなく自分の世界が全世界、それ以外差別、しかし差別している自覚なし、みたいな視野の狭い男に捕まったのがお気の毒。韓国なまりが気に入らないから直せと不機嫌になるとか何様。国柄関係なしに、人としてのレベルが釣り合わなかったよね。

  • ドラマチックガス

    韓国からの留学生が日本人の先輩と付き合い、失望していく話。「ネトウヨ」と評される「ダーリン」は振り切ってしまった露骨な差別主義者・排外主義者ではない。半分差別主義者、半分マイクロアグレッションという感じ。全体としては、マイクロアグレッションがいかに外国の方の精神をじわりじわりとすり減らしていくかという話だった。僕自身はいろいろ気をつけているつもりだったけれど、それでもハッとするところが多々あった。「私の名前ユンスルをそれっぽく呼ぼうとする人はいなかった」。何度も読み返したい。

  • ヘジン

    目が点になるいっしーの発言の数々。私まで思わず「ヤイ×××××‼︎」と叫びだしそうになった。心をえぐられたよね、クー・ジャインさん……。でもそう言う自分もどこかで自覚なく差別発言をする最低なやつになっているかもしれない。年齢を重ねれば重ねるほどなおさら、考えをアップデートする努力を怠らないでいたい。解説にあるように自分も学ぶことで彼女と同じく成長していきたい。

  • die_Stimme

    『ダーリンは外国人』をもじって、外国人側から描くというひねりが効いてる。この話に出てくるネトウヨ彼氏のいっしーは、まあ典型的なそういう人で、自分から付き合ってほしいと言って交際し始めてからも「韓国は性犯罪大国だから〜」とか「韓国なまりが生理的に無理」とか、いきなり竹島と独島のネットで聞きかじった知識で議論をふっかけたりする。それでも体調の悪いときに看病してくれたりご飯を作ってくれたりサークルの仕事もテキパキこなす面も持っている。分かる。私の父もそういう人だから。

  • Aby

    韓国からの留学生が,日本で日本人男性と付き合うようになる.もっとすごい「ネトウヨ」かと思ったら比較的マイルドなのだが,4年間,マイルドに相手の尊厳を損ない続けている.それを「嫌われたくない」(だけではなかろうが)と,懸命に相手に合わせようとする.「国籍」プラス「女性」として,相手を傷つけ続ける.その中から「うーちゃん」から「ウ・ユンスル」に成長する.「ウ・ユンスル」として,自分の中に潜む「いっしー」に気づくところは,読者である「わたし」にも向けられている.■ほんと,申し訳ない.

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items