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クロスオーバー Stamp Books

クワミ・アレグザンダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001164251
ISBN 10 : 4001164256
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
原田勝 ,  

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • joyjoy

    詩で綴られる物語。横書き。バスケが得意な中学生双子兄弟。父親も元プロ。はじめはバスケの専門用語、マニアック?な人名などの訳注の多さに戸惑ったが、第2クオーターあたりからは展開が気になり、テンポよく読み進められた。タイトルの「クロスオーバー」、バスケのドリブルテクニックとしてだけでなく、いろいろな意味で使われていて、特に父さんの最後のクロスオーバー、JBのフリースローのクロスオーバーは印象に残る。こんな作品を原書で楽しめたらいいな。今は、日本語でこうして楽しめることに感謝。

  • 駒場

    ティーン向けの、叙事詩的な文体で綴られたバスケ小説。父親がプロ、という恵まれた環境でプレーする中学生の双子の兄弟が、片方に彼女ができたことでギクシャクしたり、病院嫌いの父の体調に異変が起きたり……。王道の展開だが、韻を踏んだりちょっとヒップホップな雰囲気になったり、フォントが変わったりと色々しかけがあって面白かった。バスケの独特のスピード感もあまり損なわれていないのがすごい。あまり本を読まない若者向けに、というので詩文で書かれた小説がアメリカでは流行っているらしい。いい試みじゃないだろうか

  • shoko.m

    バスケの元プロ選手の父を持つジョシュによる、詩の形を取った青春の物語。よきライバルでもあるふたごのJBに彼女ができたり、父親の病気がわかったり、悩みながらもバスケの大会では勝ち進んでいく……。バスケ命のジョシュが紡いでいく出来事やバスケに関する用語などなどから、葛藤や想いが伝わってくる。大きな出来事もいくつか起こるがラストはさわやか。日本ではなかなかなじみがない詩だが、海外ではかなり盛り上がっていて、ここ数年でよい作品が邦訳出版されている。ラップ流行も含め、このジャンルにも期待大。

  • くるり(なかむらくりこ)

    バスケットボールというスポーツが、ある意味で困難な人生を生き延びる手段ともなるアメリカ社会、そしてストリートカルチャーとの深い結びつき、家族という人間関係の難しさ、いろいろな背景を考えさせられた。詩の形式で文字は少なく、文章自体も平易で読みやすいけれど、けっして簡単な物語ではない。

  • Incisor

    バスケの躍動感あふれるプレーが、詩から、行間から五感にダイレクトに伝わってくるという新しい体験だった。ともにプレーする双子の兄弟、かつてプロ選手だった父への思いも、ありのままに伝わってきて圧倒されるような物語だった。

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