クロード グレイマン / 木下健一

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デュティユ-との対話 音の神秘と記憶

クロード グレイマン / 木下健一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588410239
ISBN 10 : 4588410237
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

20世紀後半を代表する作曲家の一人アンリ・デュティユーが、自らその生涯と芸術観を語り尽くした唯一の自伝的回想。作品目録を付す。

Content Description

二十世紀後半の最大の作曲家の一人、アンリ・デュティユー。その生い立ちから、芸術家としての自己形成、メシアンやミュンシュ、ロストロポーヴィッチなど同時代の偉大な音楽家らとの出会い、文学・オペラをめぐる思索までの全貌を、戦中・戦後ヨーロッパ社会の記憶のなかで語った、決定版の芸術的回想録。デュティユーをめぐる本邦初で唯一の書物であり、訳者による詳細な作品・文献目録、貴重なディスコグラフィー等を収録。

目次 : ショパンの肖像画/ 不安な少年時代/ 鐘楼とカリヨン/ パリ、音楽院と「芸術家入り口」/ 何某風に/ メディチ荘即興曲/ 占領下から解放へ―固有のスタイルを求めて/ ジュヌヴィエーヴ・ジョワ/ 一九四〇年九月の“ペレアス…”/ グレミヨン、ファノ、ピアラと共に〔ほか〕

【著者紹介】
クロード・グレイマン : 音楽編集者・ジャーナリスト。往年のフランス3(公共放送)の音楽評論家で、『オペラ・アンテルナショナル』『キャンゼーヌ・リテレール』『エスプリ』誌などに寄稿。ビゼーの書簡集を紹介するなど、数々の音楽書を手がけている

木下健一訳 : 1951年東京生まれ。1971年より2006年までパリ在住。パリ第10大学修士(哲学)、同第3大学博士課程修了(演劇学)。1980年代半ばより演劇および音楽部門におけるジャーナリスト、評論活動。1990年代末よりハイテク、メディア・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 忽那惟次郎8世

    デュティーユの芸術家としての姿勢 その素晴らしさに触れた一冊だった この日本にこんな芸術家はいるだろうか 例えば自分の作品でさえその評価に厳しく レコードやCDの録音を拒む、また堂々と自分の過去の作品を評価保留とする態度 ロストポーヴィチから委嘱され作品も自分が納得する仕事をするまで5年も脱稿に時間をかけたり またバレエ音楽の仕事もテクストと演出に自分のイメージが合わないとして断る姿勢 全てが芸術家として素晴らしい 私はこの本を読んで「態度を保留する」という姿勢を学んだ あらゆる芸術作品や芸術家に対する

  • Tatsutoshi Abe

    最近亡くなったフランス現代音楽の巨匠アンリ・デュティユー本人から音楽にまつわる思想を聞き出した本。

  • hr

    図書館本。デュティユーが関わった人物のエピソードが時折挟まれるところが面白い。なので途中からは索引で気になる人物名を見つけては、そのページを読んでいる。話を拡げていくデュティユーをインタビュアーがストップをかけるような場面があって生々しい。デュティユーの話しぶりが彼の音楽の佇まいと近いように思う。響きと時間を途切れさせずに、饒舌になり過ぎないけど、感情はきちんとある。聴きたくなった。ハンス・グラーフの録音に触れていないのは何故なのか気になったが、インタビュー実施は録音前の1996年だった。

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