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ISBN 10 : 4422390015
Content Description
彼らは死を悼むために他者を食べ、われわれは治療のために他者を取り込む―“未開と文明”の固定観念を鮮やかに破砕する、知的で大胆な同時代評集。
目次 : 火あぶりにされたサンタクロース(一九五二年)/ まるであべこべ(一九八九年八月七日)/ 社会には一種類の発展しかありえないのだろうか(一九九〇年一一月一三、一四日)/ 社会の諸問題―女陰切除と補助生殖(一九八九年一一月一四日)/ 自著紹介(一九九一年九月一〇日)/ 民族学者の宝飾品(一九九一年五月二一日)/ 芸術家の肖像(一九九二年二月二三日)/ モンテーニュとアメリカ(一九九二年九月一一日)/ 神話的思考と科学的思考(一九九三年二月七日)/ われらみな食人種(一九九三年一〇月一〇日)/ オーギュスト・コントとイタリア(一九九四年六月二一日)/ プッサンの一絵画の主題をめぐる変奏(一九九四年一二月二九日)/ 女性のセクシュアリティと社会の起源(一九九五年一一月三日)/ 狂牛病の教訓(一九九六年一一月二四日)/ 母方オジの帰還(一九九七年一二月二四日)/ 新たな神話による検算(一九九九年四月一六日)/ 「コルシ・エ・リコルシ」―ヴィーコを追いかけて(二〇〇〇年三月九日)
【著者紹介】
クロード・レヴィ=ストロース : 1908‐2009。1908年、ベルギー生まれ。パリ大学で法学を修めるとともに、哲学の教授資格を取得。1935年にサンパウロ大学社会学部教授となり、人類学の研究を始める。1941年にはユダヤ人迫害を避けてアメリカ合衆国へ亡命、ニューヨークの新社会研究院で講義しつつ、のちの構造人類学に繋がる構想を練る。1947年にフランスへ帰国。1959年にコレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を新設。1982年に退官してからも精力的に執筆・講演活動を行った
渡辺公三 : 1949‐2017。1949年、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。2003年に立命館大学大学院先端総合学術研究科教授に就任、研究科長や副学長を務めた。専門は文化人類学
泉克典 : 1979年生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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塩崎ツトム
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roughfractus02
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