クロード・ルフォール

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民主主義の発明 全体主義の限界

クロード・ルフォール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326302543
ISBN 10 : 4326302542
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

民主主義はまだ発明されていない。全体主義を総括しながら、現代民主主義の理論を打ち立てる、現代フランスの政治哲学者ルフォールの主著。

目次 : 第1部 全体主義を理解するために(人権と政治/ 全体主義の論理/ スターリンとスターリン主義/ 左派連合が考えないこと/ 身体のイメージと全体主義)/ 第2部 新たな兆しを読み解く(ソビエトの反体制派とわれわれ/ 革命の問題/ ハンガリーの蜂起/ もう一つの革命/ ポーランドからの帰還/ 可能性の限界を押し広げる)

【著者紹介】
クロード・ルフォール : 1924年生。政治哲学者。メルロ=ポンティに師事し哲学および政治運動に関わる。コルネリウス・カストリアディスと出会い「社会主義か野蛮か」を立ちあげる。カーン大学教授、フランス社会科学高等研究院教授などを歴任。マキァヴェッリ、トクヴィル、アレント、メルロ=ポンティらに影響を受け、官僚制、全体主義、収容所体制といった20世紀の政治経験についての考察を展開。2010年没

渡名喜庸哲 : 1980年生。慶應義塾大学商学部准教授。フランス哲学、社会思想史

太田悠介 : 1980年生。日本学術振興会特別研究員(PD)。上智大学ほか非常勤講師。思想史

平田周 : 1981年生。日本学術振興会特別研究員(PD)、獨協大学非常勤講師。思想史

赤羽悠 : 1984年生。フランス社会科学高等研究院修士課程(政治研究)修了。東京大学大学院総合文化研究科およびフランス社会科学高等研究院博士課程在籍中。社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • てれまこし

    ラクラウから。著者は社会科学高等研究院に影響力大の仏政治哲学者。マルクス主義からトロツキー主義に転向するが、いずれの組織にも全体主義的傾向を認めて離反してる。だがサンディカリズムやアナーキズムではなく、人権とか民主主義という仏革命の遺産を資本主義経済の上部構造以上のもの、真に革命的なものとして見直すに至った。だからアレントとかシュトラウスなどの「保守派」とも共鳴してる。全体主義は民主主義から生まれる。権力の源泉としての「人民」を措定しつつ、「一つの人民」を解体するという民主主義の矛盾に対する応答として。

  • Daimon

    民主主義から全体主義が現れる…王の身体の破壊、宙づりになった人々、官僚制への科学的言説、党への身体化…二枚舌的な戦略が持てるか

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