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ヒトラー「わが闘争」とは何か

クロード・ケテル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562054732
ISBN 10 : 4562054735
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フランス国立科学研究センター(CNRS)研究部長の歴史学者が、物議をかもし続けてきた『わが闘争』の内容とその受容・反発の歴史をときあかす。

目次 : 『わが闘争』がふたたび物議を醸しているときに/ 『わが闘争』以前のヒトラーはどんな人物だったのか/ 『わが闘争』はどのようにして誕生したのか/ 『わが闘争』は何を語っているのか/ 『わが闘争』は「第三帝国」のこれからの犯罪を予告しているのか/ 『わが闘争』はヒトラーの唯一の著書か/ 『わが闘争』はドイツでどれくらい流通したのか/ フランスは『わが闘争』を黙殺したのか/ 『わが闘争』の各国での出版と反響はどのようなものだったのか/ 『わが闘争』はニュルンベルク裁判で言及されたのか/ 『わが闘争』は今日までどのように扱われたのか/ 『わが闘争』を燃やすべきか

【著者紹介】
クロード・ケテル : 歴史学者、フランス国立科学研究センター(CNRS)研究部長。カン平和記念博物館の学術部長を務め、多数の著書を発表した

太田佐絵子 : 翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ジャズクラ本

    ◎著者はフランス人。欧州における「わが闘争」の認識と日本におけるそれとの違いをまざまざと見せつけられた。「わが闘争」はバイエルン州が著作権を持って発禁としていたが、2016年に著作権が切れると同時に再販されることになる。その是非を巡って論争が起こることになるのだが、少なくとも日本人の僕には理解できない感覚であり、それは著者も書いている通り「ユダヤ人大虐殺の記憶がある西洋世界とは大違い」なのだろう。ヒトラーが口述筆記するまでの経緯や大戦中の「わが闘争」の扱いなどにも触れられていて、とても興味深い一冊だった。

  • 大森黃馨

    『わが闘争』佐藤優氏の著作でも触れられていたがそこまで内容は貧相にしてそれ以上に悪文だと繰り返し触れられ強調されていたのが印象に残る私自身理由が何であれいつか一度は読まねばと思いつつぐずぐずと先延ばしになっていたがここまで書かれると少なからず時間を割いて読する価値が本当にあるのか疑問躊躇いの気持ちが芽生えつつあるだが疑問はそこまでの支離滅裂意味錯乱な内容の書が何故太平洋戦争前の日本にてあれ程のブームとなったのかという事

  • おくてつ

    「わが闘争」をまんがで読破で読んだ後、図書館の新刊コーナーで見つけて思わず借りた一冊。 何が書かれているのか、世界でどう読まれてきたのかをフランスの歴史学者が書き上げたもの。 周りが変な箔をつけて、必読本にしてしまうから、おかしくなってしまうんだよな 昔から、ただ禁書にするのではなく、しっかり批判の心をもって、反面教師とすべく読まないとっていう議論もされていたんだなと知って、ちょっと安心。 世界でどう扱われているかの中で、しっかりまんがで読破も取り上げられているのを見て、あのシリーズの存在感を改めて認識。

  • Taka

    ヒトラーは結局何がやりたかったのだろう。権力を握る過程はよくわかったし、権力を握るための手法に長けてたことも理解できた(前に読んだ「群衆心理」がとても理解に役立った)。しかし彼にはこれといって政策があるわけではない(ユダヤ人虐殺とかは他を排斥し権力を握るための手段であって目的ではない…多分)、経済に詳しいわけでもない、外交に強いわけでもない。何を目指していたのだろうか?「わが闘争」は論理的でなく盲信的で繰り返し煽り訴え、何が彼をそこまでさせたのだろう? 読めば分かるかと思ったけど余計にわからなくなった。

  • ウェイクルビー

    現実感を喪失して自分自身に取り憑かれ、自分に属さないものを抹殺した「あの男」。「脳をもたない恐るべき帝国」をつくり上げる試みは今の日本にも引き継がれている。

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