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ぼくらの時代の本

クレイグ・モッド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862391674
ISBN 10 : 4862391672
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本作りの「今」はこんなことになっている―。ある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけある時はクロス箔押し豪華本をプロデュースしある時は出版スタートアップにアドバイス。本の地平を切り開く著者がデジタル時代の出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。

目次 : 第1章 「iPad時代の本」を考える―本作りの二つのゆくえ/ 第2章 表紙をハックせよ―すべては表紙でできている/ 第3章 テキストに愛を―こんなEリーダーが大事/ 第4章 「超小型」出版―シンプルなツールとシステムを電子出版に/ 第5章 キックスタートアップ―kickstarter.comでの資金調達成功事例/ 第6章 本をプラットフォームに―電子版『Art Space Tokyo』制作記/ 第7章 形のないもの←→形のあるもの―デジタルの世界に輪郭を与えることについて

【著者紹介】
クレイグ・モド : 作家、デザイナー、開発者。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中。2011年、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれる。2012年にはIT起業家としてTechFellow Awardsを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • EnJoeToh

    本にかかわる人は読んでおくとよい。

  • izw

    ぼくらの時代の本は、紙に印刷され装丁がしっかりした本と、電子書籍の両方でである、という立場で、両方の本を出版している著者のエッセイ7編である。電子書籍、Eリーダーはもっともっと進化しなければならないとして、そのための要求仕様を記載する一方、印刷されるべき本を作るのにクラウドファンディングにより資金調達する方法を体験をもとに説く。どちらか一方が無くなるのではなく、両方が必要なのだ、ということがよくわかる。

  • はりねずみ

    電子書籍は「本」という文化を壊すものでは無い。取って代わる物でもない。むしろ物質的な本の質を高め、実験的な作品や野心的な作家の登場を加速させる。電子書籍は物質的な本のコピーであるべきでない。どうして物質的な本は、我々の知っている本の形をしているのか、どうして電子書籍は、電子書籍であるべきなのか。同じコンテンツでも、入れ物によって「読書する」という体験が、全く違った意味を持つようになる。「読書'」という行為が生まれる。デザイナーが描く「本」の可能性。時代の文脈から電子書籍のあり方をデザインする。目から鱗。

  • カエル子

    本を愛する著者が、電子書籍の登場で「本」や「読書」に関わる環境や体験がどう変わっていくかを考察する書。10年前の発行だが、「形を問わないコンテンツはデジタル形式に移行する」との予言どおり、小説はほぼすべて電子で読むようになった。そして最近「読む」のではなく「聴く」環境も整ってきて読書体験は三つ巴状態。それでも紙の本もまだまだたくさん買ってるし、電子で買ってから後悔するケースもある。逆もある。読書体験をシームレスにつなぐ仕組みがほしいのだけど、そのあたりの挑戦もしてくれませんかねー?

  • SETSUGE

    紙に印刷された本への愛と、電子書籍の可能性について語った本。2014年の本だが、表紙の役割が電子本と従来の本では違うという考察や、”形を伴わないコンテンツ”が電子本に適していること等、触発されるところが多かった。著者はもともとアメリカの人なので、日本人とは、”従来の本”の概念が違うかもしれないけれど。ちなみに読もうと思ったのは、ニューヨークタイムスの2025年に訪れる場所として富山市を選んだ人が著者だったからだが、本書は本の好きな人にお勧めしたい内容だと思う。

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