Books

ミツバチと文明 宗教、芸術から科学、政治まで 文化を形づくった偉大な昆虫の物語

クレア・プレストン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794224712
ISBN 10 : 4794224710
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その見事に統制された社会性と緻密な巣づくり、そして蜂蜜によって、はるか昔から人類を魅了してきたミツバチ。人類は、ミツバチを養蜂するのみならず、様々な文化において、ミツバチから発想を得たものを多く生み出した。本書は、ミツバチの生態に迫りながら、人類史におけるミツバチの重要性を明らかにする。

目次 : 1 ミツバチと人類/ 2 ミツバチ、その驚くべき生態/ 3 養蜂の人類史/ 4 政治的イメージの源/ 5 敬虔と堕落の間/ 6 ミツバチの経済/ 7 アートにおけるミツバチ/ 8 伝承の中のミツバチ/ 9 歌うミツバチ、刺すミツバチ/ 10 「悪しきミツバチ」誕生と近現代/ 11 消えゆくミツバチ

【著者紹介】
クレア・プレストン : ロンドン大学クイーン・メアリー校のルネサンス文学・英文学の教授

倉橋俊介 : 国際基督教大学教養学部人文科学科中退。訳書に『世界の山岳大百科』(共訳、山と渓谷社、2013年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら

    セイヨウミツバチという昆虫が人類に与えてきた大きな影響にただただ圧倒されます。そして自分だけでなく数多くの先人たちみ魅了されてきました。時も場所も超えて同志の情熱を共有した気持ちになりました。こういう本をニホンミツバチで作りたいな。

  • Toshi

    人類が養蜂を始めて4500年。人類はミツバチの社会性に宗教的、政治的な規範を見出し、また思想家や作家は思索や表現の対象としてきた。動物行動学や生態学の観点から描かれることが多いミツバチであるが、この本はタイトルどおり、ミツバチと文明の関わりについて、宗教、政治、経済、思想、文化、芸術と、実に様々な分野を網羅しつつ描いている。それでいて内容は平易、図版、画像も豊富で、楽しく読める一冊。

  • J.T.

    西洋では古くから養蜂の記述があるが、東洋にはあまりないそうだ。東洋の場合どちらかというと、巣から蜂蜜を略奪していた模様。蜂蜜の個人あたりの年間消費量はイギリス300g、米国500g、ドイツ4300g。最も古いアルコール飲料ということでミードがあげられるが、はちみつのお酒は他にもメセグリン、ピメント、メロメル、サイザー、ブラゴット、ヒポクラスとある。

  • とろりんとう

    お気に入りの方が読んだ本。最近、都会での養蜂が話題に上がっていたので、興味を持った。養蜂の古い歴史、その研究、そして、人間との関わりの深さが宗教、芸術、科学、政治にまで影響した。ミツバチを多方面に渡って記述している点が良いところだが、もっと生物学的な考察があっても良かった。

  • retro

    ミツバチと人類がどう関わってきたのか,ミツバチが人類の歴史にどんな役割を果たしてきたのか,どんな役割を演じさせられてきたのかを,宗教,文学,政治などの面から論じた本。ミツバチは有史以前から人類と付き合いがあったけれど,品種改良などはほとんど行われず,ミツバチはずっとミツバチのままだ。時代と共に変わっていったのは人間のほう。ミツバチはハチミツ生産者として,花粉媒介者として便利に利用されているが,さらに時代の要請に応じて,何かの象徴として,寓意として,そして,環境問題の旗印としてとらえられている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items