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場所からたどるアメリカと奴隷制の歴史 米国史の真実をめぐるダークツーリズム

クリント・スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562071548
ISBN 10 : 4562071540
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

建国の父トーマス・ジェファーソンのプランテーションをはじめ、アメリカの奴隷制度と密接な関係のある数々の場所を巡り、米国史の深層を描き出す異色のノンフィクション。NYタイムズ10ベストブックス・オブ・2021、バラク・オバマ元大統領の2021年ベストブックス、ワシントンポスト注目のノンフィクション50選。

目次 : “この都市全体が奴隷制の記念碑”プロローグ/ “歴史と懐古は別もの”モンティチェロ・プランテーション/ “空の下に開かれた本のように”ホイットニー・プランテーション/ “ここで起きたことは変えられない”アンゴラ刑務所/ “真実かどうかよりも”ブランドフォード墓地/ “独立の日”ガルヴェストン島/ “わたしたちは善人だった?”ニューヨーク市/ “ひとりの奴隷でも充分すぎる”ゴレ島/ “わたしはそのなかを生きていた”エピローグ

【著者紹介】
クリント・スミス : 『アトランティック』誌スタッフ・ライター、詩人。詩集『系譜を数えて(Counting Descent)』(未邦訳)が、2017年にアメリカ図書館協会黒人推進委員会よりベスト・ポエトリー・ブック文学賞を受賞、およびNAACP(全米黒人地位向上協会)イメージ・アワードの最終候補作品に選ばれた。ニュー・アメリカ、アート・フォー・ジャスティス、カウェー・カネム財団、アメリカ国立科学財団よりフェローシップを取得。『ザ・ニューヨーカー』、『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『ポエトリー』、『パリ・レヴュー』などに作品を発表している。デイヴィッドソン大学で英語学学士号、ハーヴァード大学で教育学博士号を取得

風早さとみ : 明治学院大学大学院文学研究科修了。大学の非常勤講師等を経て、書籍翻訳に携わるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヘラジカ

    奴隷制に関して日本人の大多数は大昔の”終わったこと”だと認識しているに違いない。しかし、この本を読めば大きな誤りだと気づくだろう。事実それは過去にすらなっていないのだから。アメリカの文化が身近になった現代の日本人が、あまり理解のないままに昨今のポリティカル・コレクトネスに意見しているのを頻繁に見かける。教育の観点から見ても、本国の人間ですら十分には程遠いのだから、それも仕方ないことなのかもしれない。だが、著者の言葉通り「奴隷制の歴史は、アメリカ合衆国の歴史」なのだ。我々も一員である差別の物語を学ぶべきだ。

  • takao

    ふむ

  • M K

    勉強になった。この本はただの歴史ではなく今どこでどのような語られ方をしているかに焦点が当てられてる点で興味深い。確かにどうやって歴史が紡がれていくか、語り口はとても重要で、その差異が今後語られていく歴史と現実に大きく影響する。

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