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終わりなき夜に少女は

クリス・ウィタカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152103307
ISBN 10 : 4152103302
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アラバマ州グレイス。連続少女失踪事件が解決されないまま、サマーという少女が失踪した。双子の妹レインは、姉の失踪に疑念を抱く。サマーが私を置いていくはずがない。だが、レインが姉の足取りを追うにつれ見えてきたのは、彼女の知らないサマーの姿だった。

【著者紹介】
クリス・ウィタカー : ロンドン生まれの作家。フィナンシャル・トレーダーを経て、2016年に『消えた子供 トールオークスの秘密』で作家デビューし、翌年の英国推理作家協会賞最優秀新人賞を受賞。2021年には第3作『われら闇より天を見る』で英国推理作家協会賞最優秀長篇賞を受賞する

鈴木恵著 : 早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ナミのママ

    1995年、15歳の少女サマーが失踪した。双子の妹レインは「これは家出ではない」と確信して2人の少年と探し始める。この地帯では数年前に連続誘拐事件が起こり未解決。教会に通う5人の少女が姿を消していた。エピローグから始まり犯人探しと事件解決の一冊だが、その中に折り込まれたのは宗教、暴力、そして雲が垂れ込めた暗い街。そこで青春をすごす若者たちの生き様。『われら闇より天を見る』より弱いが少年少女の心情が今作も丁寧に描かれていた。無力で非力なのに力強い若さの魅力と、抗えない運命。慣れるまで読みにくいのだけが残念。

  • pohcho

    1995年、米国アラバマ州の田舎町グレイス。過去に起きた連続少女誘拐事件の傷をひきずる町で15歳の少女サマーが置き手紙を残して失踪。双子の妹レインは二人の少年とともに姉を探すのだが・・。「われら闇より天を見る」の作者。双子の少女、鳥男、アルピノの青年、牧師の夫婦など、設定は雰囲気たっぷりでよかったけど、ちょっと読みづらかったかも。でも、やっぱり少年少女を描くのは上手いなと思った。

  • 糸巻

    1995年・アラバマ州の小さな町を舞台にした連続少女誘拐事件ミステリ。犯人も少女も見つからないまま新たに15歳の双子の姉・サマーが書き置きを残して失踪してしまう…。前作が面白かったので読むのを楽しみにしていた。率直にアラバマ州ってこんなに治安が悪いの?と感じた。警察は当てにならないし署長のモラルの無さは酷い。サマーの父親を筆頭にガラが悪い大人達ばかりだ。サマーの双子の妹・レインは淋しさから酒と男を求める。話はあちこちに逸れて掴み所がない。最後に伏線回収されるだろうと期待したがモヤモヤが残る読書だった。

  • 全体的にぎこちなさが感じられるが、少年二人との減らず口を叩きながらの捜査は青春小説の趣もある 屈託を抱えた警察署長の造形も面白い ただ犯人の正体は不自然さが感じられる 失踪した少女のパートは情緒があって次作にもあるセンスを感じる

  • koo

     新作かと思いきや2017年発表作品。連続少女失踪事件が未解決のアラバマで美少女サマーが失踪し姉を心配するレインや署長ブラック中心に現在を描くパートとサマーの半生を1人称で描くパートが交互する構成。閉塞した田舎で前科者や売春婦が普通に溶け込むコミュニティで共感出来る大人は皆無な作品世界に嫌悪感を覚えサマーの造形に魅力がなくボビー夫妻との交流も共感不能、嫌な人間ドラマが延々と続き失踪事件の少女たちは置いてきぼりで真相もお粗末。読みどころはレインたちの苦い青春小説に共感できるかどうかですね。イマイチでした。

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