クリスティーナ・ハモンズ・リード

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Books

ザ・ブラック・キッズ

クリスティーナ・ハモンズ・リード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794973795
ISBN 10 : 4794973799
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1992年、アメリカ・ロサンゼルス。私立高校での生活も終わりにさしかかり、アシュリーと友人たちは、学校よりもビーチで過ごす時間が長くなっていた。4月のある日の午後、ロドニー・キングという黒人男性を半殺しにした4人の警察官に無罪判決が下され、すべてが一瞬にして変わってしまう。激しい暴動・抗議活動が起き、生まれ育ったLAの街が燃え広がるなか、ただの女の子だったはずのアシュリーは「黒人の子」になった。白人の幼なじみとの不協和音、家族のなかの対立、自分への軽蔑…。ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。

【著者紹介】
クリスティーナ・ハモンズ・リード : 小説家。南カリフォルニア大学の映画芸術学部で修士号を取得。作品は「Santa Monica Review」や「One Teen Story」に掲載。本書“The Black Kids”が、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに入り、ウィリアム・C・モリスYA新人作家賞のファイナリストにも選ばれた

原島文世 : 英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    白人が多い「良い学校」に通う裕福なアフリカ系女子が主人公という辺りで「The hate u give」がちらついてしまうけれど、こちらは自分がアメリカにいた92年が舞台なので当時の音楽や出来事を思い出しました。私は東海岸の小さな町で大学生をしていて、毎日が大学の課題でいっぱいいっぱいだった。それでもロサンゼルスの大暴動は覚えている。あの堪忍袋が切れたような恐ろしい破壊のエネルギーは、いま世界中で膨れ上がっているけれど、暴力は結局、虚しい。この登場人物で21世紀まで追っていったら面白いんじゃないかなあ…。

  • 中海

    なんかあんまりよくなかった。主人公にリアリティがない。家に家政婦?子守いるし。ひとりの人間として尊敬できないし、興味もてなかった。 そもそもハイスクールなぞマウント取り合いに行くだけの場所なのに、本当にこの黒人女子はためらいもなく、もやもやせず「みんななかよくわけへだてなく」生活できていたわけないだろう。そういう無神経さが、BLMを題材に取り上げるセンスとなっているようだ

  • arnie ozawa

    めちゃ良かった。ロドニー・キング事件とLA暴動を背景に黒人ティーンエイジャーガールの人生の大きな変化が描かれる。裕福な黒人家庭(ナニーがいるほどの)のアシュリーは白人の幼なじみと高校生活最後の時をエンジョイしているが… 読んでて娘のエレメンタリーの時の友人のマリアを思い出す。あの頃、米国南部州の、全米でも有数の富裕地区に住んでいてマリアは黒人で、両親は州一優秀かつ授業料の高い大学の医学部の教授だった。裕福ではあるけれど少し居心地は悪そうでそれで数少ないアジア人のウチの娘とも仲良くなったのかもしれない。

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