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学力工場の社会学 英国の新自由主義的教育改革による不平等の再生産

クリスティ・クルツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750351322
ISBN 10 : 4750351326
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 新たな言説の形成―アカデミー・向上心・教育市場/ 第2章 研究の枠組―人種・階級の歴史的表象・形成と新自由主義的なガバナンスとの交差/ 第3章 ドリームフィールズ校を規律する―「オイルの行き渡った機械」がインナーシティのカオスを打ち破る/ 第4章 矛盾の統合とドリームフィールズ校という「良い帝国」の信念の生産/ 第5章 「インナーシティの子どもたち」と「バッファ・ゾーン」との出会い―ドリームフィールズ校におけるベルトコンベアの不平等な基礎構造のマッピング/ 第6章 ベルトコンベアを前進し交渉する生徒―向上心、喪失、忍耐そして幻想/ 第7章 インナーシティのカオスと想像上の他者―中産階級のヘゲモニーの再生産/ 第8章 新自由主義的な学校における不平等の作り直し/ 訳者解説1 イングランドの教育改革における「学力工場」/ 訳者解説2 『学力工場の社会学』が日本の教育に問いかけるもの

【著者紹介】
クリスティ・クルツ : 英国経済社会研究会議から社会学分野で助成を受けた研究により、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで2014年に博士を取得。本書の原著は、マンチェスター大学出版から刊行され、教育学協会の初の出版賞を受賞するとともに、英国社会学会のフィリップ・アブラム出版賞の最終候補となった。その後、ケンブリッジ大学教育学部のリーヴァーヒューム・トラスト若手研究員等を経て、現在、ベルリン工科大学の研究員として、ブレクジットなどヨーロッパにおける新たな境界線の引き直しの中での英国人移民の在り方を、ベルリンをフィールドに研究している

仲田康一 : 東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。所属:現在、大東文化大学/准教授。主な著書に、『コミュニティ・スクールのポリティクス』(単著、勁草書房、2015年・日本教育行政学会賞受賞)

濱元伸彦 : ラトガーズ・ニュージャージー州立大学教育学大学院博士課程修了。所属:現在、関西学院大学/准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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    新たな言説の形成:教育の市場化・進歩主義的教育の危機・非民主的な解決・アカデミーの新制度・国家の幻想/軍隊主義/規律 研究の枠組:インナーシティのネイティブ・主体のン形成/形成していく主体・正当な文化・新自由主義的ガバナンス・自己と価値 ドリームフィールズ校を規律する 矛盾の統合とドリームフィールズ公という良い帝国の信念の生産 インナーシティの子供たちとバッファ・ゾーンとの出会い ベルトコンベアを前進し交渉する生徒 インナーシティのカオスと想像上の他者 新自由主義的な学校における不平等の作り直し

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