クリスティン・オールソン

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互恵で栄える生物界 利己主義と競争の進化論を超えて

クリスティン・オールソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716709
ISBN 10 : 4806716707
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

森とキノコ、ビーバーとウシ、コーヒーとアリ、鳥のフンとサンゴ礁―動物(人間を含む)、鳥、昆虫、菌類、植物、微生物は、他を犠牲にするのではなく、相互に利益のある関係によって栄えている。生物学者から農民まで、互恵の生態系の最前線に立つ人びとへのインタビューによって明かされる驚きの真実。

目次 : 第1章 地面の下にある「ギブ・アンド・テイク」のタペストリー/ 第2章 もっとよい隠喩が必要/ 第3章 私たち一人ひとりが生態系/ 第4章 砂漠を湿地に変える/ 第5章 自然を育てる農業/ 第6章 鳥たちと一緒にコーヒーを/ 第7章 尾根の頂上から岩礁までを癒やす/ 第8章 青々とした街で暮らす

【著者紹介】
クリスティン・オールソン : オレゴン州在住のライター、作家。『Discover』誌ほかさまざまな媒体に記事やエッセイが掲載されている。土壌微生物と植物の共生関係から農業・牧畜の将来を鮮やかに描いた『The Soil Will Save Us』(2014年)は大きな反響を呼んだ

西田美緒子 : 翻訳家。津田塾大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ichigomonogatari

    土壌微生物、植物、昆虫ら地球上の生物同士は緊密に協力し合っていることが研究などで次々と明らかになってきている。最先端の試みがなされている各地を訪れ研究者や農場主、牧場主らにインタビューを行い生物の互恵をめぐる世界をレポートしたのがこの本だ。自然界の絶妙なバランスを保ちながら人間が必要とするだけのものを得るにはどうすれば良いのかをさぐり、相利共生(異なる種の間の総計的な協力関係)の素晴らしさを描く。

  • sutekibito

    丹念な取材や調査で、いわゆるダーウィンの進化論では説明のつかない自然界について論じる。現代に生きる私たちに必要な事柄が示唆されている。

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