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トマトの歴史 「食」の図書館

クラリッサ ハイマン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562056576
ISBN 10 : 4562056576
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

南米原産のトマトの歴史は実は短い。ヨーロッパに伝わった当初は「毒がある」とされたトマトはいかに世界に広まったか。イタリアの食文化、「野菜か果物か」裁判、伝統の品種と最新の品種…知られざるトマトの歴史。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 トマトの世界は虹の国/ 第1章 トマトの起源/ 第2章 新世界から旧世界へ/ 第3章 イタリアに広まるトマト/ 第4章 ヨーロッパの食を変えたトマト/ 第5章 アメリカに里帰りしたトマト/ 第6章 スープとケチャップ/ 第7章 温室とその先の技術/ 第8章 品種、オーガニック、エアルーム/ 第9章 科学と技術

【著者紹介】
クラリッサ ハイマン : 旅と食べ物を専門とするフリーのライターとして、食べ物、料理、文化をテーマにした本を出版している。フードライターとして多数の受賞歴があり、権威あるグレンフィディック・フードライター賞を過去2回受賞。マンチェスター在住。著書多数

道本美穂 : 東京大学文学部社会学科卒業。英語翻訳者。おもにビジネス・法務分野の翻訳を手がける。ロンドンに6年間在住経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    トマト、多くの料理や加工品に使われている。そんなトマトも南米で作られていたものをヨーロッパに持ち込んでも当初は受け入れられなかったということを知った。イタリア料理に多く使われるトマトもイタリアでは毒と言われていたこともあった、イギリス、フランス、アメリカも同じような経緯ということを知った。現在は日本でもハウスで作られるトマトも多いが正直あまり美味しくないものもある。子供の頃井戸水で冷やしたトマトにかぶりついて食べるようなのは好き無いのが残念。図書館本

  • R

    タイトルの通り。トマト全史と呼べるのか、南米で食べられていたトマトの原種がヨーロッパに渡り、迫害にあい、一世を風靡し、アメリカに戻り、迫害にあい、一世を風靡しと流転するトマトとその評判、つきまとう風評被害と健康に関する両極端な評価の変遷が追える。ケチャップやソースの原料として地位を築いた現在、不動の地位を得ているわけだけども、その開発で名を上げた会社が今も大きく営業しているのが面白い。政治的に果物かどうか論争があったという小話も読み応えがありました。

  • 秋良

    世界中の様々な料理に使われているトマト。しかし原産は南米で、大航海以後にヨーロッパへ持ち込まれ、初めは毒があるとか色々言われて食べられるまで時間がかかった。つまりジャガイモと同じルートを辿っていて、中世以前のヨーロッパ人は何を食べてたのか本当に疑問。後半では大企業による労働者搾取や劣悪な労働環境に送られる移民ビジネスに言及。そういう企業の商品を買いたくない気持ちはあれど、消費者から見分けることができないのが難しいところ。そういう部分こそ、ネット社会の発達で明らかにできたらいいんだけど。

  • くさてる

    トリビア、写真、歴史、文化、様々な切り口でさまざまな食べ物を解説するこのシリーズ。どれも楽しく読んでます。今回はトマト。南米原産のトマトがどのように世界に広まり、愛され、不思議がられ、鑑賞され、作り替えられ、食べられたか。それは一筋縄ではいかなかったことがよく分かって、面白かったです。

  • きのたん

    柑橘とちがって、この種はこのルートをたどって最終的にこんな形に進化していったとかいうことがあまりないみたいだ。アンデスの原種からほぼ変わってないし。この著者は別の本でも見たが、語り口が公平で読んでいて嫌な気分はしない。寝る前に数章ずつ読んでトマトがたどった悠久の旅路を想像しながら眠りにつくのは楽しい。ベッドサイドに置く読み物としてはふさわしいのではないか。きっといい夢が見られそうだと思っていたら、見たのは縄跳びの夢だった。なんだそりゃ?

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