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ISBN 10 : 4492315659
Content Description
緊縮財政は単なる財政健全化の手段ではなく、資本主義体制を維持するための階級戦略だった!気鋭の経済史家による革命的野心作。
目次 : 第1部 戦争と危機(第1次世界大戦と経済/ 新思想を奉ずる人々/ 経済民主化をめぐる闘争/ 新秩序―第1次世界大戦後の枠組みと思想の成立)/ 第2部 緊縮策の持つ意味(国際テクノクラートと緊縮の形成/ イギリス緊縮物語/ イタリア緊縮物語/ イギリスから見たイタリア緊縮策とファシズム/ 緊縮策の勝利/ 恒久化する緊縮策)
【著者紹介】
クララ・E.マッテイ : タルサ大学経済学部教授、同大学異端派経済学研究センター長。ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ経済学部准教授を経て2025年2月から現職。経済思想と技術主義的な政策決定との決定的な関係や、資本主義の歴史を研究している。初の著書である本書の原著The Capital Order:How Economists Invented Austerity and Paved the Way to Fascism(2022年)は、『フィナンシャル・タイムズ』紙で2022年の経済書ベスト10に選ばれ、10カ国語以上で翻訳され、アメリカ歴史学会のハーバート・アダムス・バクスター賞 (2023年)を受賞した。緊縮資本主義のレンズを通して、資本主義の黄金時代(1945〜1975年)とそのケインズ主義を批判的に再評価するプロジェクトを執筆中
中野剛志 : 評論家。1971年に生まれ。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2003年にNations and Nationalism Prize受賞。2005年エディンバラ大学大学院より博士号取得(政治理論)。主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞)など
井坂康志 : ものつくり大学教養教育センター教授、ドラッカー学会共同代表理事。1972年埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(商学)。著書に『P・F・ドラッカー―マネジメント思想の源流と展望』(文眞堂、経営学史学会奨励賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
読了日:2025/12/11
mamatutu
読了日:2025/11/20
ゼロ投資大学
読了日:2025/10/02
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