クラブヒルサイド+スティルウォーター

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少女は本を読んで大人になる

クラブヒルサイド+スティルウォーター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773815023
ISBN 10 : 4773815027
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作家、女優、研究者、ディレクター……。さまざまに人生を切りひらいてきた10人の女性と共に読んだ、少女が大人になる過程で読んでほしい10冊の古典的名作。

人は本を読んで未知の世界を知る。
自我の芽生え、愛するということ、女と男の関係、女が仕事をもつということ、社会の不条理……。新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。
多彩な10 人の女性たちをゲストに迎え、好評を博したクラブヒルサイドの読書会シリーズが1 冊の本になりました。装画は、ゲストの一人である、コミュニケーションディレクターの森本千絵さんによるもの。「赤毛のアン」をイメージして描かれた一人の少女の姿が、本書のテーマに重なります。毎回の読書会で供された、作品にちなんだオリジナルサンドウィッチのレシピも掲載。豪華な一冊となっています。

--本書で取り上げた本10 冊--
アンネ・フランク『アンネの日記』 小林エリカ(マンガ家、作家)
L.M. モンゴメリ『赤毛のアン』 森本千絵(コミュニケーションディレクター)
フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』 阿川佐和子(作家、エッセイスト)
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』 鴻巣友季子(翻訳家)
尾崎翠『第七官界彷徨』 角田光代(小説家)
林芙美子『放浪記』 湯山玲子(著述家、ディレクター)
高村光太郎『智恵子抄』 末盛千枝子(編集者)
エーヴ・キュリー『キュリー夫人』 中村桂子(生命誌研究者)
石牟礼道子『苦海浄土』 竹下景子(俳優)
伊丹十三『女たちよ』 平松洋子(エッセイスト)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さぜん

    様々な分野で活躍する女性十人が人生に影響を与えた一冊を語る読書会を編纂したもの。色々な視点で語られているのでどれも魅力的だ。古典的名作と言われてるが既読は「嵐が丘」だけ。「アンネの日記」は今年中に読もう。「放浪記」「悲しみよこんにちは」「女たちよ!」はここで紹介されなければ読みたいと思わなかったかも。まだまだ読みたい本は山のよう。でもふと考える。私の人生を変えた一冊って?衝撃を受けたのは多々あるが人生変えたのって何だろう。そんな一冊があるのも幸せだなと思う。

  • Rie

    読書会にて取り上げられた本と語り部たち。紹介されている10作品、実はどれも読んだことがない。けれど有名な古典であり読むタイミングを今まで逃してはいたものの読みたい作品ばかり。「悲しみよ こんにちは」「智恵子抄」は読みたいな。『ぱっちり、朝ごはん』での林芙美子氏の食べ物描写に惹かれたこともあり「放浪記」も気になる。「アンネの日記」や「赤毛のアン」はなんで小学生くらいで読まなかったのかと悔やまれる。古典名作、そろそろ手を出したい今日この頃。

  • ほほほ

    「クラブヒルサイド」で開催された読書会をまとめた本。毎回1人のゲストが1冊の本をテーマに様々なことを語るというもの。とても有意義な読書ができました。「世の中には誰かが作った素晴らしいものがすでにある。それらに触れ、心を開き、受け取ったり、感じることもまた素晴らしいことだと私たちは考えている。そこには、自分自身の生き方、いま居る場所、心持ちが浮かびあがってくる気がするのだ。」ゲストそれぞれの立派な活動だけでなく、読書がただ個人的なものではなく、他人や社会とも繋がる行為となる場を作られた主催者方も素晴らしい。

  • はるき

    本に救われる。というか、他のことに気が向かないある意味自己中の集まるによる好きな本について語りつくすアンソロジー。未読が多いんだが、おいおい読んでみたいと思う。

  • aoneko

    本を読まなくても少女は大人になったけれど。おもしろかった。林芙美子を “ 動詞の作家 ” として『放浪記』日本語における動詞問題 というのはおもしろいテーマかもしれない。今の若いひとの文学は述語が曖昧で、動詞がなくて、全体的に形容詞だけでいっちゃうような空気を愛でていく感じ、というのはなるほどなぁと。他に阿川さんの人生が「箸休め」のような人生といいつつ、友人に突っ込みをいれられるその後や、鴻巣友季子さんの『嵐が丘』が気になる。恋愛小説は二種類しかないのだとか。

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