クラウディア・ワリン

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スウェーデンの語られざる政治家の話 民主主義とは何かが分かる国

クラウディア・ワリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794811417
ISBN 10 : 4794811411
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

年収約888万円(2019年現在)の国会議員は何をしているのか?北欧5か国の中でもGDPが一番高いスウェーデンだが、その報酬額は北欧中最低となっている。地方議会の議員に至っては、ほとんどの場合報酬はない。国会議員の宿舎は質素なもので、通勤や移動に公共交通機関を使うというのが常である。「民主主義の先進国」と言われるスウェーデンの知られざる姿が明確にされ、徹底した情報公開と国民の政治参加、そして監視システムが民主主義の根幹を担っていることがよく分かる。

目次 : 第1章 贅沢や特権というものは皆無(首相が教える掃除のコツ/ 国会議員の宿舎 ほか)/ 第2章 透明性―見張りを見張るのは誰か?(政府の透明性/ 国会議員の支出に目を光らせる ほか)/ 第3章 汚職を許さない(モタラの事件/ トブレローネ・スキャンダル ほか)/ 第4章 スウェーデンという国(この国のはじまり/ 飢え、貧困、街中の豚 ほか)

【著者紹介】
クラウディア・ワリン : ブラジル人ジャーナリスト。リオデジャネイロ連邦大学(UFRJ)からジャーナリズムの学位を取得。チーヴニング奨学金を受けて英国バーミンガム大学にてロシア・東欧研究の修士号を取得。2003年からスウェーデンを拠点にして活躍。ロンドンで「TV Globo」のヨーロッパ支局長、「International Herald Tribune TV」のディレクター、「BBC World Service」のプロデューサーを務め、現在も特約記者として寄稿している

アップルヤード和美 : 島根県生まれ。広島大学卒業後、中学教員として勤務し、アメリカ・インディアナ大学で国際比較教育学の修士号を取得。大学の英語講師を経て、2007年よりスウェーデン大使館勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Fondsaule

    ★★★★☆ スウェーデンの国会議員はいかに特典・特権からかけ離れた存在であるか。 どれだけ情報公開が進んだものであるか。 そして汚職を許さない国民気質。 高い税金を払っても、それが公的サービスとなって返ってくる。 爽快だなぁ。 問題がないわけじゃないだろうけど。

  • との@恥をかいて気分すっきり。

    たいへん面白く衝撃的な本であった。学生時代から疑問であった「スウェーデンという国の選挙での投票率がいつも90%と高いのはなぜか?」「福祉国家はどうやってできたのか?」の謎が解けた気がした。北欧でヴァイキング時代から歴史的に根付いた合議制、200年も前から国民すべてが知る権利を得た情報公開制度、国の主権者として高い教育を受ける権利、官僚や政治家に特権を与えず汚職を許さないシステム、すべて国民は法の下に平等であるという意識が生活の中に浸透していること…目からウロコであった。ポストコロナの社会が見えてくる。

  • あーちゃん

    面白かった。日本でしか生きたことのない私にとって、日本の常識が当たり前になってしまっているがそうではない。全てを取り入れることはできないが、政治の透明性と汚職防止策、政治への信頼度上昇はしてほしい。市民がもはや期待していない(できない)ことも改革がなされない原因なのだろうなあ

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