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不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち

クラウディア・カルブ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863135406
ISBN 10 : 4863135408
Format
Books
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hit4papa

    副題に「「心の病」と生きた12人の偉才たち」とある通り、「心の病」を持ちながら世に名をのこした人々の人生を紐解く書です(ただし、偉才とは言い過ぎの人物も登場)。本書では、「心の病」は遺伝的な気質ではあるものの、幼少期の影響が大きいと述べられています。自分ではどうにもならず、彼らの生きていた時代には病と判断されることも、有効な治療がなかったのです。それでも、偉大な功績を残しているのですから、ハンディを負いながら奇跡を起こしたと言うべきでしょう。彼らの功績・評伝をあらためて掘り下げてみたいと思いました。

  • くさてる

    12人の著名人と、かれらが抱えた(と推測されるものも含めて)心の病の関係について解説した一冊。あの有名人は実は……という切り口自体は珍しくないものの、この本は、そういう病を抱えたかれらに、現代の医学では可能なアプローチと治療についてもちゃんと語られているのが良かった。病んでいるからこそ、ではなく、病んでいるにもかかわらず、すぐれた業績を生み出せた芸術家のいかに多いことか。時代や文化の影響は多々あると思いますが、それにも目配りされている内容でした。

  • K1

    ためこみ症(ウォーホル)、摂食障害(ダイアナ妃)、うつ病(リンカーン)、自己愛性パーソナリティ障害(フランク・ロイド・ライト)、注意欠如・多動症(ガーシュウィン)、ギャンブル障害(ドストエフスキー)、自閉スペクトラム症(アインシュタイン)など12人の偉人たちの華やかな功績の裏にあった生きづらさが綴られています。病の原因も研究されていますが、原因を取り除くことで科学者や芸術家がいなくなる可能性があり、それはそれで甚大な損失になりかねないとのことー本人が幸せであればいいのか。それもまた微妙(苦笑)。

  • アカツキ

    12人の著名人が抱えた心の病が自他の人生にどう影響したのかを解説した本。ダイアナ妃(摂食障害)、クリスティーン・ジョーゲンセン(性別違和)、ベティ・フォード(アルコール・処方薬依存)の三人は偉大な先駆者として取り上げられていて、描写も感動的なものがあった。心の病に周囲の人々も巻き込まれて混乱することが多い中、アンディ・ウォーホル(ためこみ症)は少し毛色が変わっていて、周囲の人たちが楽しそうなのが印書的。特にウォーホルの死後、ためこみ品の詰まった"タイムカプセル"の開封イベントで大盛り上がり。

  • ズー

    立派!素敵!知的!天才!とイメージしかなかった、あらゆるジャンルの偉人の知らなかった部分。そんな心の病を抱えつつも、あんな偉業を成し遂げて輝いていたのかと。または本人の自覚はなく、周りが振り回されてたってなんてことも。多かれ少なかれ、どれも多少はみんな当てはまる部分もあると思うんだけど、それの振り幅がすごいと、コントロールしきれず辛いこともあるよね…。様々な精神疾患の特徴や種類も知ることができ、興味深かった。読んでて、あれ?もしかして私これ近いものがあるかもと思ったり思わなかったり。

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