Product Details
ISBN 10 : 4862852203
Content Description
本巻では、信仰における超越との関わりとは何かということが詳細に論じられる。第1部「主の祈り」では、イエスが弟子たちに真の祈りの原型として教えた言葉の解釈から、人間が神へどのように関わっていくべきかが語られる。第2部「信じるとは」では、教会の信仰告白である古代の信仰の要約「信条」を取り上げ、世界の創造から完成へと至る救済史的展望の中核に位置づけられるイエスの生涯と教えについて考察される。第3部「幸い」では、神の恵みによる幸いを唱える福音の叙述(真福八端)を主題に、神の現存に向かって透明になる人間の姿が描写される。本書はキリスト教の信仰内容を解説するだけではなく、信仰が呼び起こす永遠への開きを、人間が生きるための意義を浮き彫りにする力として理解し、神学的・哲学的・人間論的な課題に新しい光を投げかける。
目次 : 第1部 主の祈り―イエスの教えた神との関わり(天におられるわたしたちの父よ/ 御名が聖とされますように/ 御国が来ますように ほか)/ 第2部 信じるとは―「信条」を理解する(信じます/ 天地の創造主、全能の神/ 神である父 ほか)/ 第3部 幸い(幸い/ 幸いへの道 ほか)
【著者紹介】
クラウス・リーゼンフーバー : 1938年ドイツ、フランクフルト生まれ。1958年イエズス会入会。1962年Berchmanskolleg,Pullach,Lic.phil.1967年Ludwig‐Maximilians‐Universit¨at M¨unchen,Dr.phil.同年来日。1971年司祭叙階。1972年上智大学、Lic.theol.,M.Div.1989年上智大学、神学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
