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ISBN 10 : 4472404583
Content Description
次世代に伝えていかねばならないものとは何か。文学や図像を考察することから人間形成の深層に迫り、教育という営みの根本原理を明らかにしようとする。教育・自己形成と文化の間にある「忘れられた連関」を想起させるという一見迂遠な手法を導入し、教育学の考察対象や研究方法に大きな影響を与えたモレンハウアーの主著。
目次 : 第1章 教育的領野における相互行為と組織/ 第2章 未知の領域を探検する―一五世紀イタリア・ルネサンス絵画の陶冶論的解釈/ 第3章 教育時間の近代的観念の成立について/ 第4章 実見された肉体―レンブラントの解剖画とそれにかかわるいくつかの問題/ 第5章 教育解釈学への注釈/ 第6章 初期ロマン派の教育学者F.D.シュライアマハー/ 第7章 ヨーロッパ教育学の経由地
【著者紹介】
クラウス・モレンハウアー : 1928年ベルリンに生まれる。1958年ゲッティンゲン大学にてDr.Phil.取得。ゲッティンゲン大学社会科学部教育学ゼミナールの教授を長年務める。1998年没
眞壁宏幹 : 1959年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。慶應義塾大学文学部教授
今井康雄 : 1955年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院教育学研究科教授。1982‐84年、モレンハウアーのもとで学ぶ。教育学博士
野平慎二 : 1964年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。富山大学人間発達科学部教授。教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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