CD Import

Knecht Le Portrait Musical de la Nature, F-A.D.Philidor Overture : C.Benda / Turin Philharmonic, Prague Sinfonia

Knecht, Justin Heinrich (1752-1817)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8573066
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

クネヒト:自然の音楽的描写
クリスティアン・ベンダ&トリノ・フィル


1752年ビーベラッハで生まれ、最初はオルガンなどの鍵盤楽器とヴァイオリン、歌を学んだクネヒト。ワイマールやシュトゥツガルトで様々な活動をし、最終的には生まれ故郷に戻りオーケストラの監督として生涯を閉じました。彼はオルガニストとしても素晴らしい才能を有していて、同じ「自然」を題材にした曲を作っていますが、何より彼の名が現在残っているのは、この「田園交響曲」とも言える『自然の音楽的描写』に拠ってでしょう。この曲の存在自体は、ベートーヴェンの『田園』が語られる時に、おまけのように付け加えれらることがありますが、なかなか実際の曲を聴く機会がありません。そんなファンの方にお届けするのがこの1枚です。各楽章の標題は全くベートーヴェンそのもの。多少「嵐」の迫力が不足しているとはいえ、これはこれで興味深いものであることは間違いありません。
 余白には同時代の作曲家フィリドール[1726-1795]の序曲集が収録されています。(NAXOS)

【収録情報】
クネヒト:自然の音楽的描写−大シンフォニー (1785)
 第1楽章:美しい田舎、そこでは太陽は輝き、優しい東風はそよぎ、谷間に小川は流れ、鳥がさえずる。急流は音を立てて流れ落ち、羊飼いは笛を吹き、羊たちは跳びはね、羊飼いの女は美しい歌声を聴かせる。
 第2楽章:突然空が暗くなり、あたりの自然は不安に息をのむ。黒い雲が集まり、風が吹き始め、遠くでは雷鳴がとどろき、嵐がゆっくりと近づいてくる。
 第3楽章:ごうごうと音を立てる風を伴う嵐がやってくる。雨は叩きつけ、木々の先端はざわめき、激流の水は恐ろしい音をたてながら流れていく。
 第4楽章:嵐は次第におさまり、雲は消え、空は晴れ渡る。
 第5楽章:自然は喜びに満ち、天に向かって声を張り上げる。それは、創造主への心からの感謝を捧げる甘く心地よい歌だ。

フィリドール:序曲集
 歌劇『庭師と殿様』序曲 (1761)
 歌劇『魔法使い』序曲 (1764)
 歌劇『トム・ジョーンズ』序曲 (1765)
 歌劇『蹄鉄工』序曲 (1761)

 トリノ・フィルハーモニー管弦楽団(クネヒト)
 セルジオ・ランベルト(ソロ・ヴァイオリン:クネヒト)
 プラハ・シンフォニア(フィリドール)
 クリスティアン・ベンダ(指揮)

 録音時期:2013年1月15日(クネヒト)、 2012年3月17日(フィリドール)
 録音場所:トリノ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院コンサート・ホール(クネヒト) プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(フィリドール)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
モーツアルトからベートーヴェンとだいたい...

投稿日:2021/02/23 (火)

モーツアルトからベートーヴェンとだいたい同時代のようだ。が、そういうことはあまり意味がないと感じた。音楽というのはうつくしいものだなと率直に感じる曲だ。特にクネヒト。時代感覚で聞くと先入観が入り込み見過ごしてしまうこともあるが、クラシックの世界は同じ作曲家のきまった曲ばかり聞かれて残念だと思う。 逆にそういう状況だからこういう目立たない曲が新鮮に感じられるのかもしれない。が素直な美しさという点ではいいと思った。

ぷぅさん さん | 兵庫県 | 不明

0

Recommend Items