クシシェトフ・キェシロフスキ

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キェシロフスキの世界

クシシェトフ・キェシロフスキ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309262727
ISBN 10 : 4309262724
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

映像の詩、映像の革命。『ふたりのベロニカ』『トリコロール』『デカローグ』などで知られるポーランドの映画監督キェシロフスキが語る、自らの生い立ち、映画界の現状、そして全作品の詳細な分析。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bo-he-mian

    『トリコロール三部作』や『デカローグ』、『ふたりのベロニカ』で知られる映画監督、クシシュトフ・キェシロフスキが自作について語ったインタビュー本…かと思ったら、自身の半生について語った本だった(笑)。もちろん作品についても語ってはいるが、テーマなどについて直接的な語り方はしていない。少年時代からどんな事があったのか、あの映画を作った時にどんな事があったのか、といった視点が多い。だから、「人間」としてのキェシロフスキの一端が分かる本、という感じだった。

  • ovonkovon

    ポーランドの映画監督の自伝。下手な解説を読むと怒り狂うに違いないほど愛している映画群の監督なので、パンフレットすらみれず、この自伝も戦々恐々としながら読んだ。時系列に、撮った映画を主軸に語っているので、恐れていたとおり観る目は変わったように思う。より深く、整った視点で観ることができると同時に、失った視点がある。後悔はある。が、得たものも大きい。映画同様に潔く、静かで、くたびれた言葉のためか、読みながら色々なことを考えた。愛や孤独など。ゆっくり読み進めたが、他に何か読みたいとすら思わないほど充足していた。

  • 「文学はこれ(私たちの内部にあるものを捉えること)ができるが、映画はできない。あまりに明晰すぎるあまり、あまりに曖昧すぎる。ミルクが溢れれば、ミルクが溢れたという意味で、それ以上の意味はない。映画が本当に何かを達成すると言う意味で有れば、少なくも私にとってはそうだが、誰かが映画の中で自分自身を発見するということだ」

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