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その昔、ハリウッドで

Quentin Tarantino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163917030
ISBN 10 : 4163917039
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を自ら小説化。これはノベライズに非ず。グルーヴィな語りで魅惑する傑作。

【著者紹介】
クエンティン・タランティーノ : 1963年、テネシー州ノックスビル生まれ。1992年、『レザボア・ドッグス』で映画監督デビュー。1994年、『パルプ・フィクション』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、米アカデミー賞脚本賞を受賞。2012年、『ジャンゴ 繋がれざる者』で再び米アカデミー賞脚本賞を受賞

田口俊樹 : 1950(昭和25)年、奈良市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • starbro

    アカデミー賞2部門受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞した映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(観てません)の監督自らのノベライズ、処女作ということで読みました。1960&70年代の映画のオマージュ小説、黒澤明や三船敏郎まで登場するとは思いませんでした。 しかし、友達にプ●シー・キャットなんて呼ばれたくありません。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917030

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のノベライズ。時間順に沿い、お決まりの過激な暴力がラストで炸裂した映画より、暴力はサラリと流して時間をシャッフルし、饒舌に多面的に語る小説版の方がずっと好き!クリフの映画語り(当時のヨーロッパ映画の成熟ぶりに対してのハリウッド映画の家族向け感、黒澤映画評)が読んでいて楽しいし、所々の小ネタ(スタントマン悲喜こもごもやオットプレミンジャーの悲劇、更に監督の父親登場など)にもニヤリ。そしてクリフと愛犬、ブランディとの馴れ初めは可愛らしいがクリフ、恐ろしい奴。

  • くさてる

    映画は未見。舞台が69年のハリウッドで、シャロン・テートの事件が絡む、くらいの知識しかないまま読み始めたけれど、ものすごく面白くて良かった!読んでいて、登場人物の運命を心配したり、良かったと喜んだりしたのは久しぶりの体験だった。オタク的な映画知識も面白いのだけど、本筋はそれでなく、映画の世界で生きている人間の営みと、60年代という時代の物語。なにより、ここには人生がある。海外文学好きにおすすめです。にしてもリックがディカプリオでクリフがブラッド・ピット?映画も見ます!

  • 斉藤フィオナ

    いやぁ〜面白かった!映画ではスタントマン(ブラピ)がかっこよくて、一緒にハリウッドの通りを流してる気分が最高だった。小説ではディカプリオが演じていた情けない落ち目の西部劇俳優リックが小さな大女優(と言われたら怒るんだろうな)トゥルーディのプロ根性にぶつかって化学反応が起こるさまが素晴らしかった。虚実ないまぜで途中IMDbで作品名や俳優名を検索することしばしば。タランティーノの60〜70年代への、また映画に対する愛がたっくさん伝わってくる。映画のもよかったけれど、こちらのラストの締め方もとてもよかった。

  • まぶぜたろう

    虚構の中に虚構が紛れ込み、時制は錯綜し、虚実一体となった饒舌な映画語り。アル中、「リンガー」、TVドラマの役者たち、その中でタランティーノが描くのは、その時そこにいなかったことへの嫉妬と絶望的な愛惜である。シャロン・テートが自身の出演作を映画館で観るシーンの素晴らしさ。彼女を殺させないこと。そのキュートな姿を映画に、小説の中にとどめておくこと。そしてトゥルーディとリックの芝居。QTは演技論を披露しながら、虚構の二人への愛を隠そうとしない。起こったことと起こらなかったこと、全てが映画の嘘なのだ。素晴らしい!

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