クイントス・スミュルナイオス

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ホメロス後日譚 西洋古典叢書

クイントス・スミュルナイオス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814001729
ISBN 10 : 481400172X
Format
Books
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ローマ時代に活躍したギリシア人が、ラテン文学の影響も窺わせつつ、ホメロスに倣って著わした叙事詩。アキレウスの死やアイアスとオデュッセウスの武具争い、木馬の導入によるトロイアの落城、ギリシア船団の遭難など、『イリアス』と『オデュッセイア』との間に起こったとされるさまざまな出来事が語られ、両叙事詩を補完する内容になっている。

【著者紹介】
北見紀子 : 1963年千葉県生まれ。2002年東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    詩神ムーサが自らの舌を借りて語った吟遊詩人ホメロスに比べ、著者はその稚拙な模倣と評される。確かに『イリアス』と『オデュッセイア』を繋ぐトロイア戦争終結までを叙事詩化した本書がホメロスと比べられるのは避けられないのだろう。が、詩的構成の欠如と評される14の歌は、前傾2著以外の失われた「叙事詩の環」6書中の『アイティピオス』『イーリオスの陥落』『小イーリアス』に対応するという。本書に残る文字から文字への転移の痕跡は、神と人間の戦いを声から文字に写す崇高な叙事詩に戦いに巻き込まれる市民を加えた散文を招き入れる。

  • nightowl

    強き人が続けてトロイア勢の戦に加わるがギリシャ(アカイア)軍に斃されてしまう。対してギリシャ側は頼れる味方を持った上悪夢のような作戦でトロイアに勝利する。使い捨てにされる新キャラクター、アキレウスへの弔辞、尻軽なパリスの死、トロイアの終焉など戦以外のエピソードが多く正直「イリアス」よりすらすらと飽きずに読める。市民が戦に巻き込まれる惨さはこの時代からあったことを知り、またどこかで同じようなことが起きていると思うと悲しい。

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