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ISBN 10 : 4588140337
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原子力時代の新たな全体主義。原子力の開発と情報化をもたらした第三次産業革命後の労働と消費における人間疎外の状況を洞察。技術の専制支配を問い、変革のための哲学的指針を提示する。
目次 : 序論 三つの革命(一九七九年)/ 時代おくれの外観/ 時代おくれの唯物論(一九七八年)/ 時代おくれの製品(一九五八年)/ 時代おくれの人間世界(一九五八/一九六一年)/ 時代おくれの大衆(一九六一年)/ 時代おくれの労働(一九七七年)/ 時代おくれの機械1(一九六〇年)/ 時代おくれの機械2(一九六九年)/ 時代おくれの哲学的人間学(一九七九年)〔ほか〕
【著者紹介】
ギュンター・アンダース : 1902年ブレスラウに生まれる(本名はギュンター・シュテルン)。フッサールのもとで哲学を学び、学位取得後パリやベルリンで哲学にかんする論文を書くとともにジャーナリストとして評論活動を行なう。ハンナ・アーレントと結婚し、離婚。1933年パリへ、次いで1936年にアメリカ合衆国へ亡命し、さまざまな仕事につく。とくに工場労働者としての経験は、執筆活動の重要な契機となる。1945年以降、核に反対する活動を積極的に展開し、国際的反核運動の指導者となる。1992年12月死去
青木隆嘉 : 1932年福岡県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。訳書:アーレント『思索日記』1・2(レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞)ほか。2016年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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