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犬の年 下

ギュンター・グラス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784911290071
ISBN 10 : 4911290072
Format
Books
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦後の世界文学の最も偉大な作家の一人で、1999年ノーベル文学賞を受賞したギュンター・グラスの、初期を代表する「ダンツィヒ三部作」3作目の長編小説を刊行。「ダンツィヒ三部作」はグラスの故郷ダンツィヒを舞台にした、自伝的要素が強い3作品のことで、有名な『ブリキの太鼓』は1作目にあたる。本書は1969年集英社発行を底本に復刊。解説は芥川賞受賞の石沢麻依。

【著者紹介】
ギュンター・グラス : 第二次世界大戦後のドイツを代表する文学者。1999年にノーベル文学賞受賞。1927年、バルト海沿いの港町ダンツィヒ(現ポーランド領グダニスク)で生まれ、子供時代を過ごす。1944年に召集され、武装親衛隊員となる(2006年発表の自叙伝『玉ねぎの皮をむきながら』で明らかにした)。終戦を米軍の捕虜としてむかえ、1946年に釈放後は農園を手伝うなどした後に、墓石店で働きながら美術大学で彫刻等を学び、詩や戯曲を書き始める。1958年に『ブリキの太鼓』で47年グループ賞を受賞、翌年に出版され、高い評価を受ける。『猫と鼠』『犬の年』は『ブリキの太鼓』とあわせて、「ダンツィヒ三部作」とされる。政治にも係わり続け、ドイツ社会民主党の党員として選挙運動を積極的に行ない、『自明のことについて』などの評論集を発表する2015年4月13日死去

中野孝次 : ドイツ文学者、小説家、評論家。1925年生まれ、東京大学文学部独文科卒業。元國學院大學教授。カフカ、マックス・フリッシュ、グラスなど現代ドイツ文学の作家を多数翻訳。1972年に最初の著書を刊行後は、『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞受賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞受賞)など。元神奈川文学振興会理事長。2004年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    上・下巻、1,000頁弱、完読しました。タイトルと表紙絵からイメージした作品とは、かなり異なりましたが、半世紀経ても作品のパワーは失われていません。第二次世界大戦敗戦後、ドイツ社会の混乱したカオスの状況が、淡々綴られていますが、ドイツ人でないとあまり実感は沸かないかも知れません。「ダンツィヒ三部作」の内、最後未読の『猫と鼠』も機会を見つけて読んでみたいと思います。 https://tohon.shop-pro.jp/?pid=188209123

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