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ISBN 10 : 4582824889
Content Description
市場社会を根源的に批判した名著『大転換』の著者の生涯に迫る初の評伝。20世紀の危機の時代をオリジナルに診断した異才の思想はいま、なぜ現代人を魅了してやまないのか。弟のマイケル、友人のG.ルカーチ、K.マンハイムら亡命ユダヤ系知識人たちとの関わりから革命家の妻イロナとの葛藤まで―同時代をともに生き格闘した人びととの関係を克明に描きながら、ポランニーの思想に内在する矛盾や両義性に着目し、その揺らぎにこそ時代を超えて読み継がれる力があるとする意欲作。
目次 : 第1章 東西のサロンで/ 第2章 戦争の十字架を背負って/ 第3章 赤いウィーンの勝利と悲劇/ 第4章 挑戦と応戦/ 第5章 大変動とその起源/ 第6章 「不正義と非人道的行為」/ 第7章 存在の不確かさ/ エピローグ 社会主義の失われた世界
【著者紹介】
ギャレス・デイル : ロンドン・ブルネル大学経営・人文科学・社会科学部上級講師。博士(政治・政策研究/マンチェスター大学)。研究領域は、東ドイツの歴史からカール・ポランニーの仕事、国際移住、欧州統合、社会運動、経済成長のイデオロギーまで多岐にわたる
若森みどり : 1973年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。現在、大阪市立大学大学院教授
若森章孝 : 1944年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了。博士(経済学)。関西大学名誉教授
太田仁樹 : 1950年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。岡山大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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