キース・e・スタノヴィッチ

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The Robot's Rebellion ロボットの反逆 ヒトは生存機械(サバイバルマシン)にすぎないのか

キース・e・スタノヴィッチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478116760
ISBN 10 : 4478116768
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

読書猿絶賛!伝説の名著が復刊! 私たち人間は本当に、遺伝子の乗り物に過ぎないのか?AIの時代にこそ読みたい一冊。

【著者紹介】
キース・E・スタノヴィッチ : カナダ・トロント大学応用心理学・人間発達部門名誉教授。認知心理学者として教育心理学、とりわけ読字能力の研究で多くの業績をあげ、この分野で多くの賞を受賞している。また、近年は本書の主題である「合理性」の心理学を主要な研究テーマとしている

木島泰三 : 1969年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。現在、法政大学ほかで非常勤講師。博士(文学)。専門はスピノザおよびホッブズを中心にした西洋近世哲学

藤田美菜子 : 翻訳者・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mahirunoahiru

    私は特にコロナ禍以降は、あまりにも馬鹿な事件が多すぎて、なんで人類ってこんなに愚かなんだろう、こんな愚かな人類と共に生きていくことに何の意味があるのか、とガチで鬱々としていたんだけど、じゃあどうすればいいのかの研究はもう進んでいたんですね。愚かさを少しずつ克服するために、人類は"どのように"愚かなのか、をまず見つめることから21世紀が始まるんだなーと。考えなければいけないことはもちろんたくさんあるけど、次に何を考えればいいのか方向性はわかったし、すごく元気の出る本だった。

  • 2n2n

    ドーキンス『利己的な遺伝子』で提起された問題のバトンを受け継ぐかのような内容の一冊。『利己的な遺伝子』は、我々人間は遺伝子の乗り物でしかない、言うなれば「生存機械」にすぎない存在である、と主張した。つまり我々人間は、遺伝子が生存するために存在しているのであって、人間のために遺伝子が存在しているのではない、という主張だ(; ・`ω・´)・・・これが真実だとするなら、我々人間は遺伝子が乗り込むためのロボットにすぎない存在ということになる。この事実に逆らうことはできないのか?(; ・`ω・´)(続く)

  • Go Extreme

    自己複製子と乗り物の区別 遺伝子の不死性 生存機械としての人間 ミームによる宿主利用 状況不適合の反応 分析的制御の対比 熟慮処理の言語コード 認知侵入不可能性 不気味物語の創作 ウォントンの欲求追求 合理的統合の独自性 知能と合理性の乖離 進化環境と現代の不一致 認知バイアスの誤判断 有害ミームの存在 システム監視制御 認知改革の対応 ソフトウェアの独立利益 価値観の内的葛藤 意志の持続力 現実からの記号分離 仮説思考の言語拡張 ロボットの反逆 人間の自律獲得 新奇シンボル環境 論理整合性のテスト

  • thinkeroid

    『ファスト&スロー』で有名になったシステム1とシステム2の二重プロセス理論や、『利己的な遺伝子』の複製子をベースにした解釈、そして進化心理学のような、散々こすられまくって今では当たり前になった話に対して、「自然主義の誤謬」でカタが付きそうな議論が続いて正直投げ出しそうになったのだが、最後2章でミームを論じ始めて自然主義ではカタがつかない領域に入り、俄然面白くなった。ミームというアイデアを単に面白がるのでもなく、否定するのでもなく、正面から受け止めて論じるのは心理学の面目躍如という印象だ。

  • サボテン

    ロボットの反逆と言うから、「AIが暴走して人間に向かってくる」と言う話を想像しそうだけど、全く違う。 何も考えなければ遺伝子やらミームやらの都合のいいようにやられてしまう、乗り物としての私達(これをロボットと比喩)がどうやって反逆するかを書いた本 乗り物と自己複製子の間には利害の衝突が起こりうるという強力な洞察→鋭い批判的自己 情報が複雑すぎて、合理的選択ができなくなる ロボットの反逆は目指す欲求を絶えず批判しつづけ、道具的合理性を追求することで可能になる

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