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ISBN 10 : 4766416503
Content Description
イングランド一国史観を超えて、ブリテン諸島諸地域の構造的関係を視野に、政治、経済、社会、文化の変容を描く画期的通史。本書第一〇巻では、ヴィクトリア女王が死去した一九〇一年から第二次チャーチル内閣成立の一九五一年までを対象としている。二つの大戦、労働党政権の成立と福祉国家の形成、インドの独立とコモンウェルスの再編、大衆消費社会の誕生―。これら時代の転換をつくったキーワードを追いながら、帝国の最盛期が再編を繰り返しつつ、徐々に終焉に向かう過渡期の五〇年を展望する。
目次 : 序論 中間点―半世紀のブリテン諸島と「帝国」/ 第1章 ブリテン諸島/イギリス帝国―二重の委任/二重のアイデンティティ/ 第2章 統治者の選出/選ばれた者の統治/ 第3章 イギリス的やり方と目的/ 第4章 イギリス人であること―信条と文化/ 第5章 統合と分離―勝利の代償/ 第6章 後退する優位―イギリス経済/ 第7章 富、貧困、進歩/ 結論 衰退と進歩
【著者紹介】
キース・ロビンズ : ウェールズ大学ランピーター校前副学長
鶴島博和 : FSA、FRHistS熊本大学教授
秋田茂 : 大阪大学大学院文学研究科世界史講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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