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移動する民 ノマドのくらし

キンチョイ・ラム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784472060335
ISBN 10 : 4472060337
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

定住地をもたず移動しながら生活する民、ノマド。極北のシベリア、サハラ砂漠、東南アジアの海など、さまざまな環境で伝統的なくらしをつづける7つのノマド社会を、美しい絵とともに紹介します。よけいなものをもたず、環境に調和したくらしを営む生活スタイルには、持続可能な社会を目指すためのヒントがつまっています。

【著者紹介】
キンチョイ・ラム : 香港を拠点に活動するアーティスト、絵本作家、版画家。2020ボローニャ国際絵本原画展入選

八木橋伸浩 : 玉川大学名誉教授。専門は日本民俗学、日本文化史、文化人類学、マイノリティ・グループ研究

くまがいじゅんこ : 新潟県で生まれる。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kan

    授業でモンゴルの遊牧民の生活と、ゲルの建築材料や機能を扱うため資料として読了。細やかな絵柄で服装や暮らしぶりを見せてくれ、とても楽しく勉強になる。絵本の部類に入るものの、紹介文は小さな文字でびっしりと詳細。ロマの歴史と現状、アマゾンの共同体の現在、マサイの人口が増加していることなどアップデートされた内容が興味深い。資源の取り合い、病気と医療、気候変動が彼らの生活に大きな影響を及ぼしているという問題提起が重い。トゥアレグやサマ・バジャウなど、生徒の発表活動に利用できそうな資料も多く、とても参考になった。

  • ヒラP@ehon.gohon

    かつての人は皆移民だったというスタートから、次第に定住するようになってきた人間と、今現在も移民生活を続ける民族の違いを考えました。 今なお移民生活を続ける人たちの暮らしと理由を考える本だと思います。 でも、移民を続ける彼らも現代社会との接点を持ち、生活の中に取り入れる工夫もあることを知って、この本の意味を感じました。

  • じじちょん

    素朴な絵だけど情報量が多い。居住地や家のつくり、衣類、宗教、食文化など見開き1枚でほぼ伝わる。これまで・これからと彼らの生業を続けることの難しさも伝わった。マサイってノマドに分類されるんだな。何となくは知ってたけど、そういう呼び名であることは全く知らなかった。色々な情報が凝縮されており、ほぼ大人向けの絵本だった。

  • ganesha

    香港の絵本作家による、定住地をもたないロマやマサイ、ヤノマミなどの生活スタイルをまとめた児童書。藍染のターバンで肌まで染まったり男女の立場が平等だったりするトゥアレグの生活が興味深かった。

  • 四不人

    マサイやヤマノミをノマドとして捉えた事は無かったので、ちょっと新鮮。絵本なんだけど「これから」のページがあるのが画期的かな。良書。

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