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6カ国転校生 ナージャの発見

キリーロバ・ナージャ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797674132
ISBN 10 : 479767413X
Format
Books
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

6つの国4つの言葉で学ぶとどうなるか?  
机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ……世界の教室はこんなに違った! 
「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる本。

ソ連(当時)に生まれ、両親の転勤で世界6カ国(ソ連、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、日本)に転校。各国の地元校で教育を受けた著者ナージャの希有な経験を楽しく追体験! それぞれの国での体験を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」を問い直す。
正解はない、違いがあるだけ。国が変わればベストも変わる、目的が変わればベストも変わる、子どもが変わればベストは変わるーーふつうの子も、つまらない子も、変な子もいない!
世界の見方を変え、人生を変える本です!

【もくじより】
●「よく書く」ための鉛筆。「よく考える」ためのペン
●5カ国の小学校の座席システム。実は、全部違った
●ロシアの学校では、体育で整列するとき背が高い人が前だった
●ロシアでは、「1年生」という学年が2学年ある
●5カ国の小学校のランチシステム。実は、さまざまだった
●日本の学校では、数字の書き方も個性より形だった
●世界ではこんなものがテスト持ち込み可だった
●フランスの学校では、16/20が100点!?
●日本の水泳教室は、タイムよりカタチだった
●アメリカの学校では、本を読むようにバイオリンを習う
●5カ国の小学校のノート模様。実は、こんなにたくさんあった
●イギリスの学校では、リンゴでお金を学ぶ
●カナダの学校では、悪ガキほど校長に会う
●ロシアの学校では、夏休みが3カ月ある

【著者略歴】
電通クリエーティブ・ディレクター。ソ連のレニングラード(現・ロシアのサンクトペテルブルク)生まれ。数学者の父と物理学者の母の転勤とともに6カ国の地元校で多様な教育を受けた。電通入社後、様々な広告を企画、世界の広告賞を総ナメにし、2015年の世界コピーライターランキング1位に。国内外の広告やデザインアワードの審査員歴を持つ。「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」設立。著書に『ナージャの5つのがっこう』(大日本図書)、『からあげビーチ』『ヒミツのひだりききクラブ』(共に文響社)。

【著者紹介】
ナージャ・キリーロバ : クリエーティブ・ディレクター/コピーライター/絵本作家。ソ連・レニングラード(当時)生まれ。数学者の父と物理学者の母の転勤とともに6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)それぞれの地元校で多様な教育を受けた。広告代理店入社後、様々な広告を企画、世界の広告賞を総ナメにし、2015年の世界コピーライターランキング1位に。国内外の広告やデザインアワードの審査員歴を持つ。「電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    著者はソ連生まれのキリーロバ・ナージャさん。両親の転勤で世界6ヵ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の地元校で教育を受けた著者が、それぞれの国での体験や発見を紹介した本。「机の並べ方」ひとつを取っても日本は1人掛け、ロシアは2人掛け、イギリスは5〜6人掛け、アメリカ・フランスは向かい合って座るとバラバラだが、1人掛けは先生に集中する並び、複数掛けはグループワークを育てる並び、向かい合う座席は議論を促進させる並びとそれぞれに意図やメリットがあるとのこと。「ふつう」の概念がゆらぎますね。

  • trazom

    小1から中3まで6ヵ国(露・日・英・仏・米・加)で転校を重ねた著者の比較は具体的で面白い。筆記具、座席、整列、ランチ、テストなど見事に違う。規律を重んじる日露の共通性に驚く。教室の座席配置(表紙のイラスト)が象徴的:「日本の子供をフランス式の座席に座らせると発言するようになるか。個人主義のロシアの子供をイギリス方式にするとチームワークをするのか」と自問する。「環境が変わるとガラッと変わるもの」というクイズに、著者は「ふつう」と答える。いろんな「ふつう」があり正解などないことを、6ヵ国転校生は発見する。

  • absinthe

    小学校から中学校にかけて、6か国の教育を受けたナージャのエッセイ。独特の感性はこの多様な教育に遭ったのかもしれない。それにしても、この年にして、これだけ世界を体験できるとは。日本の教育は海外に比べて…と訳知り顔で言う人はいるが、海外は海外で、それぞれ独自で多様な教育方針があったのだった。そしてそこには理由もあった。日本の教育は確かに画一的とか型にはめる教育と言われていて、それは確かなのだけれども。恐らくちゃんとした規格品を作ることが目的なのだな。

  • けんとまん1007

    それぞれの違いだけでなく、その背景にあるものが垣間見えて、とても興味深い。文化や歴史からくる考え方・価値観の違いに触れられているのがいい。すぐに、どれがいい・ よくないということになりがちだあ、そこがフラットに描かれているからこそ、伝わるものも大きい。「差」ではなく「違い」だということ。こういう視点は、今後、ますます大切になると思う。

  • seacalf

    実際に6カ国転校して体験したからこそ書ける本。机の並べ方、給食、生徒の褒め方、叱り方、ノートのフォーマット、国によってみーーーんな違う。面白い!書いて消すことができる鉛筆と、考え抜いて究めた文章を作るペン。筆記具ひとつ取っても、様々な教育の考え方があって正解は一つではない。本筋とはズレるが、ロシアのおばあちゃんは若い頃にバカンスを楽しんだ証拠だからシミを愛でているとか、子供の頃から休むのを躾けられているなどロシアの風習に感心しきり。なかなか素敵だ。カナダにしかないという設計の授業も独特で楽しそう。

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