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螺旋墜落 文春文庫

キャメロン・ウォード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923952
ISBN 10 : 4167923955
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

午前0時、数学教師チャーリーを乗せた旅客機は墜落した。だが次の瞬間、チャーリーは午後11時1分の機内にいた。そして再び墜落、覚醒―時間がループしていることを知った彼女は、たった1人で事故の阻止に挑む。だがループは一周ごとに短くなってゆくのだ!一気読み以外ありえない、体感速度超音速のSF航空サスペンス。

【著者紹介】
キャメロン・ウォード : イギリス在住。出版業や公共事業に携わったのち、2019年にアダム・サウスワード名義のサイコ・サスペンスTranceで作家デビュー、英米のアマゾンのチャートで第1位となる。キャメロン・ウォード名義の第1作は2020年のA Stranger on Board。『螺旋墜落』はThe Safe Houseに続く第3長編で、英タイムズ紙の選ぶ2024年度のスリラー小説トップ10に選出された

吉野弘人 : 1959年、宮崎県生まれ。山形大学人文学部経済学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タツ フカガワ

    ロンドンからロサンゼルスへ向かう航空機にシングルマザーのチャーリーがいた。到着まであと2時間という午前12時、300人を乗せた同機が突然墜落する。が、次の瞬間チャーリーが目覚めると時計は午後11時1分を指していた。タイムループは繰り返され、そのたびに彼女が目覚める時刻は墜落時間に近づいていき、チャーリーは墜落の真相に迫っていく。タイムループではケン・グリムウッド『リプレイ』という面白本がありますが、本作は機内という密室サスペンス、それも読み終わってみれば愛にあふれた物語でラストでは思わず目が潤みました。

  • tosca

    まさに墜落する旅客機、でも次の瞬間59分前の機内に戻っている。何度もループを繰り返す旅客機内で何が起こっているのか。なんて面白そうな話だろうとワクワクして読み始めた期待はすぐに裏切られ、成人した息子に対して子離れができない母親と、アホな息子の不愉快な話が延々と続き、何を読まされているのかと苦痛になる。何とか我慢して読んでいたら、ラスト100頁弱の面白い事、ここからは一気読み、ここだけで良かったんじゃないか。アホ息子は許容範囲を超えるアホなのでサクッと纏めてループの話をもっと詳しく書いてくれれば良かったのに

  • ぽてち

    深夜0時に墜落するジャンボ・ジェット機に乗っていたチャーリーは、同じ時間を繰り返していることに気づく。彼女の息子セオはこの機の副操縦士で、彼の命を救うためにチャーリーは真相を突き止めようと躍起になるが……。 よくある設定のループもののスリラーで、現在進行中のチャーリーのパートとセオの過去が交互に描かれることで、徐々に真相が明らかになっていく。ループの開始時間はある法則に則って少しずつ遅くなり緊迫感を増す。ループの謎解きよりも家族の絆を描いた家族小説に重きを置いているように思った。

  • しゃお

    タイムループもののサスペンス。息子との仲を修復するためにチャーリーという女性が息子が副操縦士を務める飛行機に乗るも何度も墜落を繰り返す様子が、フィボナッチ数列を絡めてタイムリミットサスペンスの要素も強めているので緊迫感高まります。どうすればループから抜け出せるのか経験した事から必死に考えトライしていく様子が面白い。一方で語られるチャーリーの息子セオの父親探しの部分が弱いのが勿体ない。父であるローガンのバックグラウンドも知りたかったな。とはえい母の息子に対する愛情の強さに思わずウルッときた場面もありました。

  • pulp

    ここ数年で読んだ海外エンタメの中でも、もう笑っちゃうくらいの、トップクラスの駄作。キャラクターの薄っぺらさ、ご都合主義の設定、ここまでヒドいと逆に人に勧めたくなる。ホントにヒドいから読んでみて。

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