キャスリン・コーネル・ドラン

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シリアルの歴史 「食」の図書館

キャスリン・コーネル・ドラン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562073542
ISBN 10 : 4562073543
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
大山晶 ,  

Content Description

コーンフレーク、グラノーラ、ポリッジ…朝食のシリアルはどのように誕生し普及したのか。1万年前の中東で小麦が食べられ、19世紀の朝食シリアル推進運動を経て、シリアルが築いた健康と文化の歴史をたどる。

目次 : 第1章 世界のポリッジ温かい朝食シリアル/ 第2章 冷たい朝食シリアルの発明/ 第3章 19世紀以降の世界の朝食シリアル/ 第4章 マーケティングと朝食シリアル/ 第5章 芸術と文化に登場した朝食シリアル/ 第6章 朝食シリアルの未来

【著者紹介】
キャスリン・コーネル・ドラン : ミズーリ工科大学の英語・技術コミュニケーション学部准教授。西部開拓時代アメリカ文学、19世紀短編小説、文学と映画における食文化研究の講座で教鞭をとってきた

大山晶 : 1961年生まれ。大阪外国語大学外国語学部ロシア語科卒業、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    読み友さんの感想から。西洋圏で寮生活を始めて驚いたのがシリアルでした。みんなが棚に入れている箱メシ、なあにこれ、ドッグフード?と(失礼だなあ)。向こうも朝から温かいご飯と味噌汁を食べている日本人にビックリしていましたが。また、友人宅でシリアルを出されても乳糖不耐症なのでそのままカリカリ食べたっけ。おやつにするならミューズリとグラノーラは好きなんですけどねえ。近代化と密接にかかわっている面白い食品だなあ!

  • くさてる

    コーンフレーク、グラノーラ、ポリッジといった朝食のシリアルの歴史をまとめた一冊。このシリーズらしく、豊富なカラー図版も多く、シリアルと呼ばれる食物の分類、歴史、文化、レシピまでを幅広く取り上げて分かりやすい。パンデミックがもたらしたロックダウンで、人々が朝食を家でとるようになり、シリアルの売り上げが伸びたなんて、面白いな。

  • 秋良

    ミルクの歴史でも一部触れられていたシリアルの歴史。このシリーズを長く読んでいると、食材同士の関わりからそういうことも起きてくる。業界の雄ケロッグの創業者ケロッグ氏が14人兄弟というのに驚く。宗教すごい!アブラハムより多い!肉と酒に替わる栄養食として産まれたシリアルが、女性の社会進出と共に簡便で火を使わず、子供でも用意できる食事として家庭に浸透していったのが面白い。でも楽なんだけど腹持ちが悪いし、ご飯と味噌汁で身体を温めたいと思ってしまう。というか寒冷なヨーロッパで朝から冷たい物食べて元気なのすごい。

  • 粥も一つの仲間。というのがどこか面白く。新しいようで古くから存在していて、危機的状況になると売れるなどなど。なるほど、どんな食に歴史ありかな。

  • もけうに

    数年前のフルグラブームから、コロナ禍以降定着したオートミールと、日本もかなりシリアル人気が高まったと思っていたが、欧米に比べるとまだまだなようだ。聞いたことのない商品名・企業名が知っていて当然の如く記述されるが、それ殆どの日本人は知らないからー!日本では、フルグラ・コーン(玄米)フレーク・オールブラン等はおやつ、オートミールは意識高い系ダイエット食という扱いで、朝食の定番とは言い難い。ポリッジは、日本で言えば粥というより雑炊のイメージ。グラノーラバーは日本でも増えているね。

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