キャサリン・r・ハワード

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罠 新潮文庫

キャサリン・r・ハワード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102402238
ISBN 10 : 4102402233
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

約一年前の深夜、ルーシーの妹はパブを出たまま消息を絶った。近年、アイルランドでは若い女性ばかりが失踪する事件が続き、最近になって拉致犯らしき男のもとから逃げ出した女性が瀕死の状態で発見された。次々と被害者が出るなか、妹の情報が得られないことに焦燥するルーシーは、独力で拉致犯を突き止めることを決意する――。斬新な構成で幾重もの謎が仕掛けられた最先端サスペンス!

【著者紹介】
キャサリン・ライアン・ハワード : 1982年、アイルランド・コーク生れ。小説やノンフィクションの自費出版を経て、デビュー作『遭難信号』(2016年)がCWA新人賞(ジョン・クリーシー・ダガー)の、翌々年発表したThe Liar’s Girlは、MWA最優秀長篇賞の最終候補に選ばれる。さらに『ナッシング・マン』(2020年)も、CWA賞イアン・フレミング・スティール・ダガーの最終候補となった

〓山祥子 : 1960年、東京生れ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    幾重にも仕掛けられた巧妙な「罠」に驚愕すること間違いなしのダークサスペンス。不穏な捻れのスパイラルに呑み込まれ辿り着く予測不能のラスト。あまりの真相に理解が追い付かずしばらく呆然としたほど。アイルランドで若い女性が姿を消す連続失踪事件が発生。ある日拉致犯から逃げ出したという瀕死の女性が発見される。彼女によるとその山小屋には他にも女性達がいたと言う。失踪した妹を探すルーシーは居ても立ってもいられずある強硬手段に出る。そしてその結果は…。前作『ナッシングマン』が面白かったので手に取ったが今回も大当たりだった。

  • ナミのママ

    アイルランドで若い女性の失踪事件が続いていた。それが注目されたのは、若くて美しくて親にコネがある少女が消えたからだ。ルーシーの妹ニッキも行方不明者の1人だった。しかし深夜にパブを1人で飛び出し、品行方正とは言えなかったニッキの情報は集まらない。ルーシーは独力で犯人探しを始める。犯人の目的はなんだろう、一体何人が失踪したのか?真相は気になるし、結末には驚かされたが…。それだけですか…。やられた感だけで終わった感じで私はあまり満足できない読後だった。

  • Shun

    アイルランドで失踪した女性たち。主人公ルーシーの妹もまた、その被害者となってしまったのか。ある日スマートフォンのみを残して失踪した妹の行方を追うべく自ら犯人に迫ろうとする姉だったが、物語は予想外の展開を見せる。また前作「ナッシング・マン」を思わせる描写がちらりと挿入されるといった外連味も持ち合わせ、前作同様一筋縄ではいかない仕掛けに脳を揺さぶられるようなミステリでした。そしてタイトルになっている”罠”がまた曲者で、この終幕をどう捉えていいのかしばし呆然とした。

  • ぽてち

    アイルランドで起きた連続女性失踪事件。妹・ニッキの行方を追うルーシーをメインに、事件に関わる複数の人物の目線で描いたスリラーだ。派手さはないが、丁寧に紡がれた物語に引き込まれる。女性たちは無事なのか、犯人は誰なのか、この先はどうなっていくのかが気になり、ページをめくる手が止まらない。ちょっと想定外の終わり方だったが、「著者からの覚書」を読んで納得できた。

  • ケイジ

    女性の連続失踪事件を追う家族と警察。犯人や警察や家族視点から書かれています。これで終わりですかっていうラストでした。途中まで楽しく読めたからまぁいいか。

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