キャサリン・ヴァン・クリーヴ

Individuals/organizations Page

Books

緑の霧

キャサリン・ヴァン・クリーヴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593534999
ISBN 10 : 4593534992
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

緑の霧がもどってきてから、おだやかな生活が狂いはじめた。親友のハリーは、不可解な仕草でなにかを伝えようとするが、あたしには意味がわからない。その後、空中ブランコが事故を起こし、奇跡の雨は降らなくなり、大好きなエディスおばさんは信じられない行動に出た。―自分を信じれば、みんなを救う方法を突き止められるの?動植物と話せる少女は、大好きな家族と農園を救うため、夢中で走った。奇跡の雨が降るふしぎな農園で紡がれる魔法。

【著者紹介】
キャサリン・ヴァン・クリーヴ : 米国ペンシルバニア大学で創作を教えている。『緑の霧』がはじめての児童書

三辺律子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mocha

    不思議に満ちたルバーブ農園に暮らす一家。ある日を境に農園に影が差し始める。曲がった指を持つ末娘ポリーは、なんとか農園と一家を救おうとするが…。どこか懐かしい匂いのするファンタジー。面白いのだけど、遠回しの会話やなかなか行動に移せないポリーの臆病さがもどかしい。トンボやコオロギやルバーブとのシーンは目に浮かぶようだ。もし映像化されてスピーディな展開になったらもっと楽しそう。ルバーブの花束の形はサイロを表していたのかな?

  • 星落秋風五丈原

    不思議な遊具空飛ぶブランコや動植物と話せる女性ポリーの庭に異変=緑の霧が発生することで自分の生き方を幼いながら見つめ直す。マジックリアリズムとリアルとのバランスがいい。

  • ロクハナ

    児童文学読むときは「どの程度魔法が効いている世界なのか(ファンタジー要素があるのか)」見極める作業を最初無意識にやるんですが、この本はそのあたりを戸惑わせてきて面白かったです。主人公が魔法と思ってるものに科学的アプローチがあること、それも未だすべてを解決するものではないこと、贈られた魔法が足枷にもなることなどフェアに描いていて良かった。叔母さんから見るともどかしい主人公の境遇も、本人にとっては幸福なものであったり、それはまたこの先変わるかもしれなかったり、一概には言えない世界を優しく描いてました

  • timeturner

    イボットソン+マーヒーな雰囲気。魔法たっぷりだけど現実にも目を向け、人と違うことを理由に排斥することの非、自分の生き方を自分で選ぶことの大切さ、家族の在り方等いろいろ考えさせてくれる。「やり遂げた」感で一杯のポリーのクローズアップで終わるけど、ずっと繰り返していたら達成感も消えてしまう。大人になり、数々の可能性を前にした時もまだ同じ気持ちでいられるだろうか。それが臆病さや怠惰のせいではないと言い切れるだろうか。作者はそこを読者に自身の問題として考え続けてほしいんじゃないかな。

  • みずけろ

    必ず月曜の昼1時に雨が降り、チョコレート味のルバーブが生え、誰も溺れることのない湖のある、不思議なルバーブ農園。そんな農園を愛する臆病な女の子ポリーの成長譚。兄弟や親戚、友だちだけでなくルバーブや虫などいろんなユニークなキャラが豊富で、あと一歩でダイアナ・ウィン・ジョーンズかイボッソンかというドタバタファミリー活劇?になりそうな、でもそれよりコメディ要素が少なく大人しめ?なお話。農園を売ろうとする叔母さんにも叔母さんの考えがあって、ちょっと切ないです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items