キャサリン・グレイス・キャッツ

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ヤルタの娘たち チャーチル、ローズヴェルト、ハリマン 父娘の愛と戦争の物語

キャサリン・グレイス・キャッツ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120058929
ISBN 10 : 4120058921
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

三大国の思惑が入り乱れるヤルタ会談を舞台に、尊大・放縦な「父」を支え、機転と才覚により協定を成立へと導いた英首相チャーチル次女・セアラ、米大統領ローズヴェルト長女・アナ、米駐ソ大使ハリマン次女・キャスリーン(キャシー)の活躍と波瀾の生涯を描く

主要登場人物

○英首相チャーチル次女・セアラ 1914-1982 (カバー写真左) 
首相副官・女優・空軍婦人補助部隊士官 3度の結婚。 頭脳明晰にして情熱的。
当時、初婚が破綻する中、息子がナチスの捕虜となった傷心中の米駐英大使ワイナント(戦後ピストル自殺)と不倫関係に。
戦後は映画・舞台女優として活躍

○米大統領ローズヴェルト長女・アナ 1906-1975 (カバー写真中央)
大統領副官 2度の結婚。 当時、2度めの婚姻中。
会期中、瀕死の父(2ヵ月後に死去)を献身的に介助。母エリノアと距離を置き、父の愛人秘書ルーシーを敬愛。
戦後は新聞経営に失敗、その後、社会奉仕活動に専念。

○米駐ソ大使ハリマン次女・キャスリーン(キャシー) 1917-2011(カバー写真右)
ジャーナリスト。 ロシア語を習得し、対ソ首脳との融和に貢献。
ソ連軍によるカティンの森虐殺事件を、ナチスの犯行と誤認。
父から、父の愛人パメラとの離反工作を依頼されるも、パメラと友情を温める。

○チャーチル長男妻・セアラの兄嫁・パメラ・チャーチル 1920-1997
キャシーの父ハリマンとロンドン空襲下で不倫関係に。
多くの男性と情事を重ね、71年にハリマンと3度めの結婚。
民主党の主要な資金調達者となり、クリントン政権下で米駐仏大使。

【著者紹介】
キャサリン・グレイス・キャッツ : シカゴ出身の作家・歴史家。2013年にハーヴァード大学にて、歴史学で学士号を取得。2014年には、防諜活動の起源に関する論文を執筆し、ケンブリッジ大学のクライスト・コリッジにて、近・現代ヨーロッパ史研究で修士号を取得。卒業後、金融関係の仕事に従事。マンハッタンのオフィスが入っているビルのロビーにある書店を偶然訪れたことが、歴史学の研究と執筆に戻るきっかけとなった。本書を2020年に出版。2023年に、ハーヴァード・ロースクールにて法務博士号を取得。本書『ヤルタの娘たち』は、最初の単行本作品である

砂村榮利子 : 東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都立大学人文科学研究科修士課程にて、修士号を取得。2018年まで大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆずこまめ

    ヤルタ会談にローズヴェルト、チャーチル、米国の駐ソ大使の娘が来ていたなんて全然知らなかった。教科書には絶対載らない。各お父さん達は心強かっただろう。今までにない視点だった。

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