Books

塔の少女 冬の王2 創元推理文庫

キャサリン・アーデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488599058
ISBN 10 : 4488599052
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

熊を封じたワーシャだったが、代償は大きかった。故郷に居場所を失った彼女は、冬の王に与えられた馬を供に旅に出た。女のひとり旅は危険なため、男を装っての道中、タタール人の盗賊にさらわれた少女たちを助けたことで、盗賊討伐に向かうモスクワ大公の一行に加わることになる。そこには十年前に家を出た兄の姿が…。運命に逆らい生きる少女の成長と戦いを描く三部作第二弾。

【著者紹介】
キャサリン・アーデン : 米国テキサス州生まれ。ヴァーモント州のミドルベリー大学でフランス語とロシア語を学ぶ。在学中、断続的に2年をモスクワで過ごした。大学卒業後、ハワイの農場で働いているときに書き始めたのが『熊と小夜鳴鳥』“冬の王1”で、紆余曲折を経て2017年に刊行され、2018年ローカス賞の第一長編部門の最終候補となり20カ国以上で出版される

金原瑞人 : 法政大学教授・翻訳家

野沢佳織 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • NAO

    冬の王をはじめとした民話や神話の世界がキリスト教に侵食されて行く中、それでもまだ魔力を持つ者が存在し、その力を悪用しようとする者がいる。中世までの精霊信仰を基盤としたファンタジーにロシア黎明期のモスクワのハン一族との攻防と絡ませることで、この物語が奥行きの深いものとなっている。魔術師や冬の王は、なぜ不死身なのか。ワーシャの祖母も登場し、彼らの以外な秘密が明かされる。精霊たちはこのままいなくなってしまうのか。だが、今回のラストは、そうではないと言っているようなのだ。

  • りー

    1巻は「テキサス生まれの米国人がロシアをよく書いてる!」という印象だったが、2巻になると、「ん?なーんかハーレクインっぽい匂いがむんむん…」と、読者として若干引き気味になってしまった。米国ではあの要素がないと売れないのか??と思ったけれど、冬と死の王がデレすぎるのはどうなの??正統派ファンタジーには意外とLOVE要素は必要無いのよ…せめて直球じゃなくて、変化球で投げて頂きたい😓

  • しゃお

    〈冬の王〉三部作の二作目。レスナーヤ・ゼムリャを追われたワーシャは、男装し相棒である馬のソロヴェイと共に世界を見に旅へ。そこで盗賊に攫われた少女たちを救いに出たところ、兄に再会し大公と共にモスクワへ。自由に生きたいと願うワーシャは、モスクワの地で前作以上に女性である事の生きづらさを痛感する事に。自身の自由を願う思いは周りを災厄に巻き込んでしまうけれど、ワーシャの力強さに惹かれ応援。一方で冬の王との間に流れるものの行方はじれったくも気になります。そしてバンニクの予言が示唆するものとは一体?完結編も楽しみ!

  • 慧の本箱

    中世ロシアが舞台のファンタジー三部作の中の第二弾。魔女の疑いをかけられ故郷を追われ、少年の姿で愛馬ソロヴェィとともに旅立ったワーシャ。役者は揃ってるのに何となく物足りない感は何故だろう・・第三弾に期待して読了。

  • 星落秋風五丈原

    由緒正しい家の娘が精霊が見えて自由を求めてこの世ならぬ者と恋に落ちる。まだまだ秘密がありそうですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items