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遅番にやらせとけ 書店員の逆襲

キタハラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040741383
ISBN 10 : 4040741382
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

書店の中でも一番冴えないのは遅番だ。彼らは出版社営業と話すことも棚をいじることもない。もくもくとレジ打ちしカバーをかけ、返品作業をこなし、掃除をする。華のある朝番の注意にびくつきながら過ごす遅番くん。そんな彼らでも、様々な事情を抱えていて―。遅番に明るい未来はあるのか!?

【著者紹介】
キタハラ : 東京都生まれ。京都造形芸術大学卒。『熊本くんの本棚』で第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門大賞受賞。デビュー作『熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス』(KADOKAWA)は第10回Twitter文学賞国内編第3位に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みかん🍊

    初読みの作家さんだが面白かった、面倒な仕事を押しつけられる遅番の話かと思ったら、うだうだな学生バイトたちと彼らを束ねる正体不明な30過ぎでバイトの庄野、本が好きな訳でもないのに何故書店のバイトをしているのか分からないが特に仲がいいという訳でもなくシフトに入ってないのに暇つぶしに事務所でたまっている遅番バイト達と庄野の章に分かれて事情が語られる、最後の章で庄野の正体と書店との関係が明かされる、やる気のあるのかないのか分からない庄野によって少しは変る遅番の面々と彼自身の心情の変化に晴れ晴とさせられた。

  • ぶんこ

    感想難しいです。早番の方を先に読んで面白かったので楽しみだったのですが、前半でパスしようか迷い、こちらで皆様の感想を拝見して最後まで読み切りました。確かに最後の2章ではぐうたらと思っていた大学生の優しさ、庄野さんのわかりづらい思いやりにホロリときて、庄野さんの過去を知り、社長や阿川さんの庄野さんへの温かみも知ってウルウル。この本屋さんが無くなることは嫌だという気持ちに共感しました。

  • えんちゃん

    新刊タイトル借り。うちの職場の遅番お姉様方(強め)が見たらキレそうなタイトル。私は早番なのでニヤニヤして読んでみる。書店で働く遅番バイトたちの連作短編集。イマドキ学生4人とベテランバイト庄野。軽いノリからの最終章。庄野の背景にぐっときた。良い言葉がたくさんあった。コミカルな早番VS遅番小説を想像してたけど違う。生きること・働くことを考えさせられた。面白かった。

  • mayu

    三軒茶屋にある『爽快堂書店』遅番は大学生のアルバイトで回っていて、そこに彼らより確実に干支一回り以上は年上の庄野祐樹がいる。仕事中はできるだけ楽をしようとするくせに、仕事前はやたらてきぱきしている。「なにか面白いことはあった?」と訊ねてくる謎すぎる人物。「書店ガール」とは全然違う。遅番の彼らはシフトに入っていなくても事務所に集まる。仲が良いわけでもない。そんな彼らが、不思議だ謎だという庄野のことが少しずつ明らかになってくる。庄野の印象が変わってくる。じわーっと沁みてくる。

  • りんご

    タイトルが良いのと、山本さほさんの表紙イラストで何割か増しで好き。書店の遅番は殆どが学生♂バイト。1人だけ30過ぎ♂バイト。学生バイトのゆるゆるな遅番の雰囲気、私も仲間に入れてもらったような気分になります。1人漫画に詳しい雰囲気の子がいて、そいつのツッコミがいちいちクスッとくる。「カウカウファイナンスかよ」は私もどこかで使いたい。

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