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愛の旋律を聴かせて

ガーレン・フォリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562043880
ISBN 10 : 4562043881
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

19世紀、ロンドン。地方の良家の令嬢ベリンダは、彼女を手に入れようとするドルフを拒絶して以来、困難に遭い続けてきた。ドルフの策略のために、借金を抱えた父が債務者監獄に投獄され、彼女自身もまたようやく得た花嫁学校の教師の職を追われる。ついには父の独房使用料も払えなくなり、弱みにつけ込む監獄所長に誇りをも踏みにじられた。そして追い詰められた彼女は、生きるためにある決断をしたのだった―たちまちのうちに、その美しさを気品でロンドン中の紳士の注目を集める存在となったベリンダに、公爵のロバートからある依頼が込ち込まれる。ドルフの犯行と疑われる殺人事件を追っている彼は、捜査のためベリンダと見せかけの愛人契約を結びたいと言うのだ。ロバートは出会った瞬間から彼女に惹かれていたが…数々の賞に輝くヒストリカルの名手が奏でる、切なくも美しい愛の調べ。

【著者紹介】
ガーレン・フォリー : ペンシルバニア生まれ。ニューヨーク州立大学フレドニア校で文学の学士号を得たのち、約5年にわたって、夜はウェイトレスとして働き、昼間は作家修業にいそしむという生活を送る。THE PIRATE PRINCE(『美しき海賊のプリンス』)でデビューし、ロマンティック・タイムズ誌のヒストリカル・ロマンス最優秀新人賞を受賞した。ホルト・メダリオン賞やゴールデンリーフ賞、ナショナル・リーダーズ・チョイス・アワードなど、受賞歴多数。作品は世界11カ国で翻訳されている。現在はピッツバーグ近郊在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    酷い男に付きまとわれたあげく、他の解決方法がないために高級娼婦への道を選択さざるを得なかった誇り高い女性と、規律に縛られた品行方正な公爵のロマンスです。ロマンスなんですが、とにかく当時貧しい人たちがどれほど搾取されたかについての説明が鋭く、質の高い歴史小説としても楽しめる一冊だと思います。最後の告白シーンが楽しいです。

  • KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

    初作家さん。読み友さんの感想にとってもそそられて、読んでみた。面白かったd=(^o^)=b ヒーローがとにかく頑なで、ハッピーエンドはお約束とわかってはいても、最後までヤキモキさせられた。今までなら、こういう時、ラストをちょこっと覗いて安心させるという邪道な事をしていたけど、今回は我慢して、ヤキモキ感を味わってみた。そしていよいよラスト、良かったわ〜(☆∀☆) ガーレンはん、気に入りました。祭り始めます(^з^)-☆

  • choco

    構成の密度が濃い作品ですね。淑女が夜道で襲われ絶望し高級娼婦へと身を落とす。憧れの既婚女性が謎の死を遂げ、元旦那から復讐じみた話を持ちかけられるヒーロー。その復讐相手は当のヒロインにぞっこんと知り、パトロンとなるべく近寄っていく…。ヒーローの公爵、すぐに人の話に左右されちゃう。老々怪の元旦那の話も鵜呑みだし。とにかく憧れの君であるルーシーが、「無垢で穢れのない人だったー」とかって、爺さんと結婚した辺りから察して欲しい!ヒロインもその道に入ったなら、公爵と結婚できなくてもすねちゃダメ。

  • momo

    ロマンスにサスペンス、ちょっぴりコメディも入った素晴らしい作品でした。ヒーローいい人だ〜と思ってたら、途中から残念な人になっちゃって、おいおい、それダメでしょ〜💦と女心が全くわからない、と言うか、まさに恋は盲目な人になってしまいましたね。最後はにっこりしながらの読了でした✨

  • romance_holic

    この作品では、華やかな貴族社会だけでなく、どん底の社会の描写もあり、また登場人物の良い面、悪い面もあわせて書き込まれていて、作品に深みを与えていたかなと思います。ヒロインは愛人ですが、読者に嫌悪感を抱かせないよう、作中には作者の工夫を感じました。 ラストは予定調和的な流れを感じたものの、苦労してきたヒロインに幸せになってほしいなという気持ちがそがれるほどではありませんでした。

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