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地獄が口を開けている上 竹書房文庫

ガード・スヴェン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801937208
ISBN 10 : 4801937209
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

二〇〇四年十一月、異国の少女娼婦が無残な姿で発見された。少女の名はダイナ。ダクトテープで拘束され、全身をナイフとかなづちで傷つけられていた。その光景を目にした警察関係者は、誰もが呪われた過去の事件を思い出した。一九七八年からはじまった連続少女殺人事件。犠牲者は激しく乱暴されたあと、指一本と女性器を切り取られていた。だが、犯人のアンデシュ・ラスクは精神病院に強制収容されている。同一犯でないことは確かだ。ラスクは自白と有力な状況証拠で有罪判決を受けたが、最近になってクリスティアンヌ・トーステンセンという少女殺しの自白を撤回し、再審請求がなされていた。そして、ダイナとクリスティアンヌの身体から検出されたDNAが一致したため、その請求が受理されてしまう。一連の事件の捜査を命じられたトミー・バーグマンは、手がかりさえつかめないままダイナの葬儀に参列し、そこでクリスティアンヌの母親エリザベスを見かける。そして、クリスティアンヌが遺体で発見されたあのとき、彼女が口にした言葉を思い出す。“「わたしのせい」”。謎とスリルとサスペンス―三拍子そろった北欧発の警察小説待望の第二弾がついに登場!!

【著者紹介】
ガード・スヴェン : ノルウェー在住。2013年、『最後の巡礼者(原題“DEN SISTE PILEGRIMEN”)』でデビュー。この作品でノルウェーのミステリ大賞「リヴァートン賞」、「マウリッツ・ハンセン新人賞」、北欧でもっとも権威のあるミステリ文学賞「ガラスの鍵賞」の三冠を達成。執筆業のかたわら、ノルウェー国防省の上級顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tenouji

    普段は読まないミステリー小説を読んでみた。読ませるんだけど、あまり好きな題材ではない。けど、下巻も読んでみる!

  • ゆーさん

    なかなかまどろっこしい…病んだ登場人物達…北欧っぽい猟奇的暗さを纏って…下巻へ

  • さかちぃ

    なんと『最後の巡礼者』のシリーズです。まさかシリーズものとは思っていなかったので、それでまずびっくり! 『最後の巡礼者』もそうだったけど、全体にどんよりとした暗さを感じます。主人公と一緒に捜査に当たるシングルマザーのスサンヌ・ベックの娘が癒やされポイントに思えました。「倒置法」っていうものを知らないのか、君たちは!ってつっこんでいるうちに笑 後半ぐぐぐっと面白くなってきたけど、謎を残したまま終わるのでまたもやもやしちゃう。タイトルには2つの意味が込められているのかしら?はたしてどんな地獄だろうか。

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