ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ夫人

Individuals/organizations Page

Books

美女と野獣 オリジナル版

ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ夫人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095256
ISBN 10 : 4560095256
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

森の奥深く、バラに囲まれた魔法の宮殿を舞台に、16歳のベルと守護妖精たちがくりひろげる華麗なるファンタジー。ディズニー映画で有名な「おとぎ話」は、本当はこんな物語だった!本邦初訳の完全版。ウォルター・クレインの挿絵付。

【著者紹介】
ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ : 1685‐1755。フランスの作家。プロテスタント系貴族の子どもとして生まれながらも、弁護士だった父親の死後、母親に財産の多くを奪われてしまい、不幸な結婚・離婚を経て困窮し、パリで職業作家になる。劇作家クレビヨンの家に身を寄せ、家政婦兼秘書として働きつつ文筆活動をし、クレビヨンが引き取った捨て犬や捨て猫に囲まれて暮らした

藤原真実 : 1959年、東京生まれ。首都大学東京人文科学研究科教授。十八世紀フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    帯の惹句によれば「本邦初訳の完全版」とのこと。ディズニーをはじめ、一般によく知られた『美女と野獣』は、ボーモン版(1756年刊)によるもの。実はオリジナル版は1740年にヴィルヌーヴ夫人によって書かれ刊行されていた。こちらは、ボーモン版の実に9倍もの長さを持ち、全体としては妖精物語の観を呈していて、そのコンテキストの中に、この「美女と野獣」の物語が語られるのである。ここに至る経緯や、ベル(美女)とベット(野獣)それぞれの来歴などが詳述されていて、それらは「眠り姫」や「サンドリヨン」を思わせる部分なども⇒

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    私としてはディズニーより、エロール・ル・カインの絵本が強かったのでこちらの筋の方が物語に入りやすかったです。だけど、後半でのベルとベット(野獣)との関係が如何に妥当なものだったのかという話は初見だったので結構、興味深かったです。王子は異性として見つつも育てていたのに袖にされた魔法使いの嫉妬からベットになったのが生々しい。そして女王様が理由を聞いてもベルのことを拒み続けていたらまずい事になっていたんじゃ・・・。解説で作者が母親から酷い目に遭っていた事を知ると、妖精に仮託した母親像や宗教色に胸が詰まる。

  • 蛇の婿

    『美女と野獣』ってあまりに有名なのによく考えたらわし映画も観たことないし原作も読んだことないわ、と、会社に来たヤクルトのおば…ゲフンゲフン!販売員さんとの軽い会話から興味が湧き読了。どうせなら世間に普及している子供向けボーモン版ではなくオリジナルの大人向けヴィルヌーグ版で読んでやろうというのは本読みの矜持…いや、矜持って程でもないわな。どうせなら最初に書かれた方を読んでやろうというだけ。…ただ、読了して、解説を読み、その選択は大正解だったな、と思いましたね。非常に楽しく読了。そうか、そういう話だったのか…

  • こぽぞう☆

    私はディズニーの映画も観ていないし、かなり多読だった子供時代にも読んだ記憶がないので、特に抵抗は感じなかったのだが、世間で流布されている「美女と野獣」とはかなり違うらしい。フランス革命以前の女性が書いたというのがすごいと思った。

  • カキ@persicape

    中3の時、美女と野獣のオリジナル著者、ヴィルヌーヴ夫人に興味を持った。大学で文学を専攻し、想いは募る。女性作家が軽視される傾向が少なからずあるだろう時代になぜ名が残ったのか?バーボン夫人版より長編なら民話に染まったお固い物語じゃなかろう。きっと妄想炸裂で面白いに違いない。調べたがオリジナル版は邦訳未。夫人の詳細も分からぬまま。やっと、やっと、読めた...が想像以上にぶっ飛んでたww美女と野獣の物語から明かされる経緯が長くスペクタクルすぎる妖精譚ww大体妖精のせいで大体妖精のおかげww夫人の詳細はよww

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items