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ナチ戦争犯罪人を追え

ガイ・ウォルターズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560081990
ISBN 10 : 4560081999
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
高儀進 ,  

Content Description

「ナチ・ハンター」による、執念の追跡劇の真相。ユダヤ人殲滅作戦の実行者アイヒマン、「死の天使」メンゲレ、収容所所長シュタングル、「リガの絞首人」ツクルス。冷戦時代の裏面で繰り広げられた、欧州から南米に及ぶ捜索の全容を、手に汗握る筆致で描く。

目次 : 第1章 逃亡/ 第2章 「地の果てまで」/ 第3章 「決して忘れぬ男」/ 第4章 鼠を助ける/ 第5章 オデッサ神話/ 第6章 「特殊な旅の手配」/ 第7章 至極扱いにくい人物/ 第8章 隠れる/ 第9章 アイヒマン/ 第10章 荒っぽい裁き/ 第11章 「このナチ狩りというもののすべて」/ 第12章 ナチ狩り、その後

【著者紹介】
ガイ・ウォルターズ : 1971年、ロンドン生まれ。イートン校で教育を受け、ロンドン大学で歴史を学んだ。現在、歴史の博士号取得のためニューカースル大学の博士課程に籍を置いている。『ザ・タイムズ』の記者を経て、小説家に転身。戦争やドイツ軍をテーマにした小説を発表した。ノンフィクション『ベルリン競技』(Berlin Games)は、1936年のベルリン・オリンピックの歴史を描き、年間最優秀ウィリアム・ヒル・スポーツ書の最終候補になり、スポーツ社会学北米協会の年間優秀作品に選ばれた

高儀進 : 1935年生。早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 塩崎ツトム

    ナチの蛮行そのものではなく、戦後各国に脱出したナチ戦犯とその追跡者たちを追ったノンフィクション。固い内容だけど筆者が小説家なこともあり、話の進め方がうまくて超面白い。戦後はアルゼンチンで家族水入らずの暮らしを享受していた、ユダヤ問題の「最終的解決」の立案者アイヒマンや晩年は孤独な年寄りだった「死の天使」メンゲレ、何度も目撃情報が寄せられつつも実はドイツ敗戦前後に既に死んでいたボルマンなど追われる側の動向も面白いが、追う側が虚栄心や怠慢によって失敗していく様も、なんとも教訓的。

  • ささ

    ■戦後の混乱の中、多くのナチの人が各地に逃げていっただろうことは予想できたが、冷戦や教会が隠れ蓑となっていたことには驚き。確かに、諜報部員としての使い勝手は良さそうだとは思うが、冷戦がなければ、追跡はもっとスムーズにできただろう。また、戦後直ぐにできた各国のナチ追跡チームの情報共有が全くできていなかったことも分かって、読んでいて非常にもどかしかった。ヴィーゼンタールの功績が全くなかったとは言わないが、虚言故にその振る舞いにはショーとしての意味合いがあまりにも強い。

  • ゆずこまめ

    高齢の元ナチスが起訴されて驚くことがあるが、戦後ドイツが国を挙げて元ナチスを追いかけていたわけではなく、追いかけようとしても様々な困難があったようです。 スッキリとはいかないけど、これが現実。 困難の中精一杯頑張ってくれた彼らに感謝と敬意を。

  • ひろただでござる

    誰がどう逃げたのか?の細かいことまで調査ができているし、ナチス党員は自分のしている事の自覚があったんですね。しかし、ヴィーゼンタールが法螺吹きっだったとは!びっくりしましたわ。

  • おぎん

    現実は小説よりも奇なりとよく言ったもんだ。戦争犯罪人として手配された人物たちのその後とナチハンターの動きが克明に描かれる。 政治の絡みもあって生かされている人物などあったということに驚いた。

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