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独立外交官 国際政治の闇を知りつくした男の挑戦

カーン・ロス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862760456
ISBN 10 : 4862760457
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

911、対テロ戦争、コソボ、ソマリランド…大国の権力と策謀が渦巻く世界でだれも知らなかった「外交」の真実。

目次 : 国連安全保障理事会/ 大使館/ 選ばれた事実/ 理想にみちた誤解/ 対立の構図/ 国益とは何か/ 道義的責任/ 何かが欠けている/ 決裂/ 独立外交官/ 外交の終わり

【著者紹介】
カーン・ロス : 15年以上にわたってイギリス外務省に勤務。1997〜98年、英外相故ロビン・クックのスピーチライターを務める。その後4年半、国連安保理イギリス代表部に、中東問題の専門家、一等書記官として勤務。2004年、外務省を辞め、外交コンサルティングの非営利組織インディペンデント・ディプロマット(Independent Diplomat)を設立。国際政治の場で軽視されている、貧しく経験も乏しい政府や政治集団に、外交上のアドバイスと支援を提供する。支援先は、コソボ、ソマリランド、西サハラのポリサリオ運動の他、各種のNGOや国際機関。2008年のコソボ独立に貢献。インディペンデント・ディプロマットは多くの賛同と支持を得て、2009年1月現在、ロンドン、ニューヨーク、ワシントン、ブリュッセル、アジスアベバの5拠点で活動している。2005年、ジョセフ・ラウントリー公益信託によって「公正で平和な世界のためのビジョナリー・ピープル」7人のうちの1人に選ばれた

北村陽子 : 東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 牛歩

    イギリスのエリート外交官の職を捨て、小国あるいは独立も果たせない民族のために国際交渉のアドバイスをする「独立外交官」となった人の訴え。/序盤に「世界の問題を扱う上で、ふさわしくない8つの論法」を挙げており、一貫してその批判と経験による反省と提案が述べられる。特に世界を一般化、単純化して捉える愚が繰り返して指摘され、大国・先進国による「国際政治」の欠陥を浮き彫りにさせる。/「世界はチェス盤ではない。」(p134)という言葉が、重い。/著者のTED講演→http://p.tl/2rIB

  • メルセ・ひすい

    ※U 81%を占めている。オゾマシイビジネスで大儲けしている。G8は87%・米国は50%。そしてそのうち68%は開発途上国向けである。アングロサクソンの極悪非道、恥さらしブリが数字で明確に表れている。悪い奴ほどイケシャーシャーととぼけていい子ぶっている。偽善国家は国連安保五ヵ国。

  • メルセ・ひすい

    ※外交への疑問と幻滅、そして葛藤だった。・・・「一握りの有力国と、その他の国の間には圧倒的な格差がある。もっと苦しんでいる人たちがいるのに、なぜ一国の国益ために人生を捧げようとしているのが・・・ 」 米英によるイラク侵攻後、ロスは英外務省をやめ、史上類を見ない、外交コンサルティング組織「インディペンデント・ティプロマット」(独立 外交官)を設立。国際社会で虐げられた人々のために果敢に挑戦を開始した。 小生・・ 世界の極悪国は国連安全保障理事国⇒五カ国の武器輸出総額は‘96〜‘00において、世界全体の※U

  • メルセ・ひすい

    著者・ロス 15年に渡って英外務省に勤務 ‘97〜98 英外相ロビン・クックのスピーチ・ライター。その後 四年半国連安保理イギリス代表部 中東問題の専門家。元一等書記官。 ・経済危機・テロリズム・環境問題・貧困問題・世界中に影響を及ぼす国際問題は増える一方だが、その「現場」で何が行われているか、一般の人々はほとんど知ることができない。大きな志を持ってイギリスの外交官になったロスは、パレスチナ問題、湾岸戦争、アフガン侵攻、イラク戦、。だがそのなかで彼が感じたのは※

  • nearo

    UN辞職後の氏の経験を綴ったものかと思いきや、本書の中心はUNや各国政府、その構成員によって包まれた「国際政治の闇」(邦訳副題より)について。

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