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ISBN 10 : 4865030816
Content Description
後世における数々の誤解に抗し、うわべの姿を払拭してその哲学の内実を浮かび上がらせる、大著の新訳。限界と根源とへと突き進んだ人間存在そのものの一つの運命がここにひもとかれる。ニーチェの引用をグロイター社の新ニーチェ全集と照合させた労作。【シリーズ・古典転生、第20回配本、本巻19】
【主要目次】第一版の序文|第二版と第三版の序文|序論|第一部 ニーチェの生|第二部 ニーチェの根本思想|第三部
実存の全体におけるニーチェの思惟様式|年譜|著作遺稿年表|書誌|訳者あとがき|索引(人名・事項)
原著:Nietzsche: Einführung in das Verständnis seines Philosophierens, De Gruyter, 1950 (1936).
カール・ヤスパース(Karl Jaspers,
1883-1969)ドイツの哲学者。精神病理学者として出発し、大きな業績を残す。心理学を経て哲学に転じ、広く深い哲学史的知識を下地として、キルケゴールとニーチェの強い影響の下に、『哲学』(全3巻、1932年)によって実存哲学を大成した。現在、スイス・シュヴァーベ社からヤスパース全集が刊行中である。
佐藤真理人(さとう・まりと、1948-)哲学研究者。早稲田大学名誉教授。主な研究分野は独仏実存哲学。近年の著訳書にミケル・デュフレンヌ/ポール・リクール『カール・ヤスパースと実存哲学』(月曜社、2013年)、『交域する哲学』(共著、月曜社、2018年)がある。
【著者紹介】
カール・ヤスパース : 1883‐1969。ドイツの哲学者。精神病理学者として出発し、大きな業績を残す。心理学を経て哲学に転じ、広く深い哲学史的知識を下地として、キルケゴールとニーチェの強い影響の下に、『哲学』(全3巻、1932年)によって実存哲学を大成した。その哲学は西洋の思想的伝統のエッセンス全体を集約する体系的構成を有している。後期になると実存哲学を同時に理性の哲学として拡張し、また西洋を越える世界哲学を志向する
佐藤真理人 : 1948‐。哲学研究者。早稲田大学名誉教授。主な研究分野は独仏実存哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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